チワワと5m

仕事仲間達がベトナムへ飛んで行く。

僕は8/28に出国する。
かと言って何度も言っているように準備も緊張もない。ただそこにあるのはいよいよ始まるんだなぁという薄っすらした実感のみである。

力を入れていないわけではないので誤解せぬよう。逆に僕は今回のテーマを

『チカラを抜く』

に設定しようと思っている。
大切な瞬間こそ肩の力を抜いて丹田に集中することこそ重要なことは重々承知だ。

たまたまイオンモール神戸北へ行ったらペットショップに立ち寄った。チワワが手のひらサイズで何やらいろんなものをカジカジ齧っている。

そしてそのジャンプ力の話になった。

あれほど小さなチワワは喜んで飼い主に飛びつくジャンプ力は身長の3倍以上だというのだ。

人間なら垂直跳び5mくらい。
喜んで人間がそれほど飛び上がったら空も飛べるだろう。

何を言いたいかというと、そのジャンプ力を出す瞬間は恐らくチカラを抜いているだろうという想像をしているという何のウンチクにもならない話である。

非力なチワワがそれほどジャンプするのは餌のためではない。チカラの使い方の問題だと思う。

チカラを抜いた可愛い小動物は無意識により、可愛くない驚異の身体能力を発揮する。

僕のベトナムでのファシリテーションを次のステップに押し上げるのは確実に「チカラを入れる」という方法は通用しなくなってきている。

その逆。『チカラを抜く』が如何に自然に出来るのかが肝だろう。

僕はベトナムでチワワのように飛び跳ねられるのだろうか？