ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

スカブラという言葉にビビッと。

2018-08-27 | 雑念
「スカブラ」という仕事に考えさせられる。

スカブラについてはググればすぐにわかる。
人の心の緊張を緩和する仕事。

“炭坑夫の1人で、仕事が好か(スカ)んからブラブラしている話し上手でユーモア溢れる人。その人が無駄だというのでクビにしたら仕事の効率が下がった”

何やらサボっているように見えるんだろう。

「まじめにちゃんとやるべきことをする」ことが価値があると勘違いしてしまう。でも人間の不完全さを補うような多様性は幸せを増やすことができるんだろう。

学校教育はスカブラな人材を排除するか矯正して偏差値を高めていく。

しかし斯く言う僕も。

僕は僕自身が「まじめ側」であることに20歳くらいの時に気づいて嫌になった。

自分の倫理観に合わないふざけた奴らが無性に腹が立っていた。でもそういう仕事もしないで楽しそうに見える奴らの周りには笑顔と幸せが渦巻いている。

そんな奴らを羨ましさで見てしまうのだ。

そして旅に出た。

社会と断絶して本気の旅だ。

その時に初めてスカブラのような立場は社会に必要だと感じたし、多様で豊かな人間が社会と繋がっていないといけない。

同じような考え方をする人の集団はとても弱くてしんどいと実感した。

僕は旅をしながらひとりで死ぬんだと思っていたのに、社会と繋がって生きていくと決めた。

そして体験学習にであった。

僕は教育界のスカブラになる。

非難されてなんぼである。

だって異質だから。
僕の態度や行動が誰かの人生に豊かに影響すると信じている。