ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

協働するってどうしたら?

2018-11-25 | 雑念
やってみた。

10回講座を中学校で指導。
任意団体への依頼を数名のFTで引き受けた。

だからクライアントの意向を汲んで…という話が出る。

僕もやっぱり一瞬そんな話を思い出す。
しかし僕の脳の悪い癖。

いや、チャレンジを妨げるコントロールできない感情だと思う。

だからクライアントの意向を気にして現場で仕事をするマインドはパフォーマンスに支障が出る。

だからクライアントの意向は前日までよく考えて意識に植えつけた後、当日現場では「参加者の為に出来ること」を必死で考えるのが僕の目指す在り方である。

やってみた。

教室から1人ずつ廊下に呼び出して、「1人3分の個人振り返り」

心配なのは教室に残った16名の遊び方(FTなし)である。

僕は半分「できるだろ?」で、半分「何もせずバラバラで遊ぶ」くらいの期待感だった。

結果は、その期待を大きく超えてきた。

彼らはFTなしでも全員で遊んでいたのだ。
それは当たり前のように思うが、彼らの今までの様子から想像する姿とは良い意味で違った。

そして3分の個人面談は僕と参加者の素敵な時間。
17人でいる時の彼らの様子と当然違う。

「いつもと違う人と話ができた」
「楽しかった」
「初めての人に話しかけるのはどうしたら良いですか?」
「海外はどこが良いですか?」
「期末テスト(数学)に悩んでます」
「◯◯と喧嘩してて、相手の寂しさを思うことができた」

素直で生き生きした彼らとの語らいは、彼らの考えている本当の気持ちを本人が振り返りながら人に伝える。

彼らに必要な事は「今は」これがベストだと思った。

僕はやっぱり「個々の成長を促す」を大切にしたい。その為には全員との気持ちのシェアよりも価値あると見立てた。

そして僕の見立ては間違っていなかった。

と思う。

こればかりは数字で現れない。
だから絶対ではない。

それにしても、自己満足なのだろうか?

誰の評価も求めず、クライアントへの対応もせず、細々とひとりぼっちでFTをしている。

FT同士でシェアしても、一緒に協働している感覚はあまりない。

個々のFTが勝手に仕事している。

この業界で協働するってどんな感覚なんだろう?
Co-ファシリテーションをしないとこの感覚ってないのだろうか?