明日の休みは、自由に使える。天気も悪くなさそう。だったら、外でしょう。ここまでは、即決。
次だ。どこに行く?
我が家の台所事情を考えると、一番無難なのが『ミズ畑』。現在、フキの炒め煮と、先日作ったナストビタケを食べているけど、そろそろミズを補充しておきたいのだ。
ただね、最近、気になる出来事が発生。ブロ友のガバオさんの日記の中で、あるキノコの画像を発見してしまったんですよ。その名も、『チチタケ』。普通は8月に入ってから発生するのに、もう出ている。場所は奥多摩。
暑さに反応して生えるキノコだから、寒冷地の山形の方がずっと遅く発生するはずだと思います。でも、もしかして、もしかすると・・・。妄想が広がってきたわけね。そして、
ああでもない、こうでもないと考えてるより、現地に行ってこの目で確かめてやれ!
ということで、キノコ山に決定です。
日の出時刻に到着出来るように出発。先行の車が走った気配、皆無。
身支度を整えて踏み跡へ。藪に覆われた山道、ここ数日間、人の通った気配、皆無。
まあ、戻り梅雨の豪雨の後だから当然と言えば当然でしょう。
多分、獣たちと私しかいない山中を暫く歩くことになる。あ、HIROさんに教えてもらって作った虫除けスプレーも、しっかり肌に振り掛けました。
エゾアジサイが花盛り
鮮やかな薄青色が多いんですが
この色は、珍しいです
一年ぶりに見る小滝を渡って
崖を登ると新たな倒木
他に、何カ所も倒木が道を塞いでいました。多分、この冬の豪雪のせいだろうね。
天然のキウイ(サルナシ)
綺麗だから撮った(タマガワホトトギスと言うらしい)
ああ~、いい汗かいた!
って、収穫は?
そんなもの決まってるでしょう。
なんとなく、キノコっぽい匂いがするんで、トリュフを探す豚さんの気分で、目と鼻を利かせて探し回ったんだけど、
イグチ科のイロガワリかな?
この子を1本見つけただけでした。まあ、まだ7月。仕方がないでしょう。『キノコは』諦めます。
代わりに、
ミズぐらいは持ち帰りましょう
踏み跡に覆い被さっているミズを、下草刈りの気分で刈り取って連れて帰ることにしました。
夏の山菜は、真っ盛りだけど、夏のキノコには、まだ少々時間がかかりそうな様子です。
山の神様、また、近いうちに遊びに来ます。その時も、よろしくお願いします。