気象予報士の伊藤みゆきさんが言ってた『戻り梅雨』。天気図を見ると、まともに停滞前線が日本列島に横たわっている。正に、梅雨です。こうなると、降るのか降らないのか、暑くなるのか寒くなるのか予想が難しくなる。気象庁も困っているんじゃないかな。
これが、この時期本来の天気なんだけどね
本日も、○○警報とか△△災害情報みたいなものが出されているので外遊びはなしです。
じゃあ何をするかっていうと、結構前から決まっていました。その名も、
≪手打ちうどん≫
やっぱり、この時節柄、冷たい系の麺類を楽しめないかなと考えていたんです。その究極が手打ち麺。そばは出来そうな気がするけど、最近食べたばかり。食べていないものといったらうどんでしょうってな感じ。
ただ、手打ちなので、時間はかなりかかりそう。朝からの作業になりました。
下ごしらえ・調理の部
タヌキにしたかったので、揚げ玉を作っておきました。
・薄力粉と水各50mlに酢3gを加えてよく混ぜます
・160~170℃の油に、刷毛に吸い取らせた衣を振り落として
・泡立ちが収まったら掬って、油を切ります
はい、外堀1号、出来上がり(タヌキ)
次は、本丸です。
・薄力粉と強力粉各150gを混ぜたところに、食塩9gを溶かした水150gを少しずつ入れながら混ぜて、捏ねていきます
・体重をかけて捏ねていくと、コシが出てきます
※以前は、袋に入れて足踏みで捏ねてた
・ラップに包んで暫く寝かせます
※時間については諸説飛び交っています。今回は4時間寝かせました。
この間に、麺つゆを作っておきました。
・水:出汁醤油 = 2:1 (つけ麺にしては薄めかも)
※鶏もも肉とかつお節で出汁を取りました
・油抜きした油揚げを焼いて加えました(これがキツネ)
外堀が埋まりました。本丸を攻めます。
・打ち粉を敷いて、生地を伸ばして(厚さ2~3ミリぐらい)
・3つ折りにして、幅5ミリぐらいに切り分けます
・ほぐすとこんな感じ
・たっぷりのお湯で12分間茹でました
・冷水で洗って締めて
さあ、召し上がれ
これが美味しいんですよ。市販の乾麺はもちろん、玉うどんでは絶対に味わえないコシと喉ごし。そして、雑味のない旨さ。タヌキとキツネも、麺とは異なる味と食感を重ねて、美味しさの幅を広げてくれています。
家族あげて、大絶賛でした。
ああ、手間をかけた甲斐があったぜ。
『戻り梅雨』、いつ明けるか分からないけれど、それまでは、台所に楽しみを見いだせそうな気がしてきました。
また遊ばせて貰いますね。