山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

冷たぬきつねうどん

2022年07月21日 | 日記とレシピ

 気象予報士の伊藤みゆきさんが言ってた『戻り梅雨』。天気図を見ると、まともに停滞前線が日本列島に横たわっている。正に、梅雨です。こうなると、降るのか降らないのか、暑くなるのか寒くなるのか予想が難しくなる。気象庁も困っているんじゃないかな。

       これが、この時期本来の天気なんだけどね

 本日も、○○警報とか△△災害情報みたいなものが出されているので外遊びはなしです。

 じゃあ何をするかっていうと、結構前から決まっていました。その名も、

   ≪手打ちうどん≫

 やっぱり、この時節柄、冷たい系の麺類を楽しめないかなと考えていたんです。その究極が手打ち麺。そばは出来そうな気がするけど、最近食べたばかり。食べていないものといったらうどんでしょうってな感じ。

 ただ、手打ちなので、時間はかなりかかりそう。朝からの作業になりました。

 下ごしらえ・調理の部

 タヌキにしたかったので、揚げ玉を作っておきました。

 ・薄力粉と水各50mlに酢3gを加えてよく混ぜます

 ・160~170℃の油に、刷毛に吸い取らせた衣を振り落として

 ・泡立ちが収まったら掬って、油を切ります

       はい、外堀1号、出来上がり(タヌキ)

 次は、本丸です。

 ・薄力粉と強力粉各150gを混ぜたところに、食塩9gを溶かした水150gを少しずつ入れながら混ぜて、捏ねていきます

 ・体重をかけて捏ねていくと、コシが出てきます

 ※以前は、袋に入れて足踏みで捏ねてた

 ・ラップに包んで暫く寝かせます

 ※時間については諸説飛び交っています。今回は4時間寝かせました。

 この間に、麺つゆを作っておきました。

 ・水:出汁醤油 = 2:1 (つけ麺にしては薄めかも)

 ※鶏もも肉とかつお節で出汁を取りました

 ・油抜きした油揚げを焼いて加えました(これがキツネ)

 外堀が埋まりました。本丸を攻めます。

 ・打ち粉を敷いて、生地を伸ばして(厚さ2~3ミリぐらい)

 ・3つ折りにして、幅5ミリぐらいに切り分けます

 ・ほぐすとこんな感じ

 ・たっぷりのお湯で12分間茹でました

 ・冷水で洗って締めて

       さあ、召し上がれ

 これが美味しいんですよ。市販の乾麺はもちろん、玉うどんでは絶対に味わえないコシと喉ごし。そして、雑味のない旨さ。タヌキとキツネも、麺とは異なる味と食感を重ねて、美味しさの幅を広げてくれています。

 家族あげて、大絶賛でした。

 ああ、手間をかけた甲斐があったぜ。

 『戻り梅雨』、いつ明けるか分からないけれど、それまでは、台所に楽しみを見いだせそうな気がしてきました。

 また遊ばせて貰いますね。