「どうせ無理でしょう。」
例年なら、血まなこになってキノコ採りの算段を整えているはずのマタギなのだが、今年は、全然その気にならない。
なんつったって、9月だというのに連日の猛暑日ですよ。
最近の気象庁の表現。「50年に一度の・・・」続いて「100年に一度の・・・」更に「これまで経験したことのない・・・」だって。日に日にバージョンアップしていくのが分かります。
確かに、「これまで経験したことのない暑さ」です。そして、マタギの経験則。「冷え込みが来なければ、秋のキノコは発生しない。」チューリップや桜が、冷え込みを経験しないと成長しないのと同じだと思います。
この2つを合わせると、「まだまだキノコなんか出るはずがない。」という結論に達します。
じゃあ、おとなしく家に籠もっているの?と問われると、そうはいきません。
やっぱり、これまでお世話になり、これからお世話になる山の神々に挨拶ぐらいはしておかなくっちゃね。
これは、マタギとしての本音なのだが、勿論、下心もある。これだけの酷暑の山中がどうなっているのか、確かめておきたいという気持ち。そして、これから始まるマイタケ採りという名の修行に我が身をさらしてもやっていけるのか、確かめておきたいという気持ち。
この2つの確認を目的にマイタケ山に出かけてみた。
何にも生えていませんが、今後の恵みを願って頭を下げる。
面白い物を発見!
多分、この上に自家製ベッドを作って、ブナの実を食べたいだけ食べていたんだろうね。この痕跡から察するに、かなりの大物クマさんです。それが、こんな取り付く島もなさそうな幹をよじ登るんだから、大した爪と腕力だ。・・この神様のしもべには逢いたくありませんね。
腰のクマ鈴をわざと大きく響かせながら下山する。
何よりも嬉しかったのは、去年、青息吐息で登った斜面を、今年は、結構あっさりと登り切れたこと。
山の神様、この秋もよろしくお願いいたします。また来ますね。
To be continued!
あ、忘れてた。カテゴリーは「キノコ採り」でした。
例年なら、血まなこになってキノコ採りの算段を整えているはずのマタギなのだが、今年は、全然その気にならない。
なんつったって、9月だというのに連日の猛暑日ですよ。
最近の気象庁の表現。「50年に一度の・・・」続いて「100年に一度の・・・」更に「これまで経験したことのない・・・」だって。日に日にバージョンアップしていくのが分かります。
確かに、「これまで経験したことのない暑さ」です。そして、マタギの経験則。「冷え込みが来なければ、秋のキノコは発生しない。」チューリップや桜が、冷え込みを経験しないと成長しないのと同じだと思います。
この2つを合わせると、「まだまだキノコなんか出るはずがない。」という結論に達します。
じゃあ、おとなしく家に籠もっているの?と問われると、そうはいきません。
やっぱり、これまでお世話になり、これからお世話になる山の神々に挨拶ぐらいはしておかなくっちゃね。
これは、マタギとしての本音なのだが、勿論、下心もある。これだけの酷暑の山中がどうなっているのか、確かめておきたいという気持ち。そして、これから始まるマイタケ採りという名の修行に我が身をさらしてもやっていけるのか、確かめておきたいという気持ち。
この2つの確認を目的にマイタケ山に出かけてみた。
ミズナラの巨木たちにご挨拶
去年、大変お世話になった切り株
何にも生えていませんが、今後の恵みを願って頭を下げる。
面白い物を発見!
ブナの幹に傷跡
幹の上まで続いています
多分、この上に自家製ベッドを作って、ブナの実を食べたいだけ食べていたんだろうね。この痕跡から察するに、かなりの大物クマさんです。それが、こんな取り付く島もなさそうな幹をよじ登るんだから、大した爪と腕力だ。・・この神様のしもべには逢いたくありませんね。
腰のクマ鈴をわざと大きく響かせながら下山する。
森の中にも日が差してきました
何よりも嬉しかったのは、去年、青息吐息で登った斜面を、今年は、結構あっさりと登り切れたこと。
山の神様、この秋もよろしくお願いいたします。また来ますね。
To be continued!
あ、忘れてた。カテゴリーは「キノコ採り」でした。
こんなのをちょっと採ってきました
崩落もあれば、クマの痕跡も・・・山ってやはりすごいですね。
今回は爪痕にくぎ付けです。どうぞ、お気をつけてください。
コメントありがとうございました。
ご心配、ありがとうございます。
うちんとこのクマさんは、気配りさえ怠らなければ大丈夫です。
・・・多分ね。