山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

アジフライで実験?

2020年05月25日 | 日記とレシピ
 「料理は科学だ」とマタギは思っているんです。
 で、今回釣ってきたお魚料理の最終回。調理の種類としましては、アジフライです。
 ただ、これまでに気になっていたことが幾つかあったので、試してみることにしました。
 なんて、料理研究家みたいなこと言ってるけど、たまたまです。成り行きで実験みたいになってしまいました。
 きっかけは、お魚と家族の数。今回は、魚の調理も順調に進んでいるので、クーラーボックスに残っているアジも4匹だけだ。でも、家族の人数は、現時点で3人。・・・どうする?
 ここがスタートでした。色々考えた結果、こうなりました。

切り分け方が違います

 ええとですね。大きめの2匹は、三枚おろしにしたので、4切れ出来ました。小さめの2匹は『開き』にしたので2のまま。したがって、4+2=6。6なら3人で割り切れるじゃん。こういう、どうでも良い計算です。
 この時、またまたどうでも良いようで良くない疑問が湧き上がってきたんです。

 疑問1:なぜアジの開きは背開きが多いのか
 やってみましょう!背開きと腹開き!!
 ※やってみると、腹骨とワタを抜く手間は、背開きの方が楽かなという感じ
 ※その他の骨に関しては、どちらも気をつけた方がいいポイントがありますね
 ま、それぞれ揚げてみましょう。
 続いて、前回揚げたときに残っていた課題。
 疑問2:「揚げているうちに、皮が膨らんでくる」という現象は、回避できるのか
 今回は、三枚おろしのうちの2枚だけを前回と同じ揚げ方にして、他の全ては「蒸気の脱出口」をつけてみることにしてみました。

飾り包丁のように深くは切らず、「出口」だけを作る感じ。
 さあ、実験開始です!

三枚おろしグループを揚げる

 あれ?あんまり変わりありませんね。「出口なし」のグループは、確かに少々膨らんでいますけど、この程度なら『吸血鬼の爪痕』を残す必要はありません。う~ん。

揚げ終わったアジフライ(右下が切れ目なし)

 最終的に、見た目は殆ど変わりなし。途中経過だけを考えると、「出口」はあった方が間違いなさそう。前回のフライよりも小さかったことが、膨らまなかった要因かも。
 それから、開きのアジ。こちらは、背開きならお尻近くの硬い骨を除去すること。腹開きなら背びれを出来るだけ除去することで、美味しくいただけそうです。

 大発見はありませんでした。とりあえず、みんな喜んで食べてくれたので良かったです。
 課題は、まだまだ残るけれど、色々試しながら『みんなの満足』を目指していきたいと思います。その方が何かと楽しいよね。

 To be continued!


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