前回開封した筍の瓶詰めとともに、封印を解き放った食材がある。知る人ぞ知る山菜料理、『ワサビのフスベ漬け』なんですけど、一度食べたら病みつきになる魔力を持っている。
市販品のワサビは、プロの栽培家が、ワサビ田なる環境を整えて、しっかりと管理しながら出荷しているのだろう。太さから何から立派なものだ。
それに対して、山菜としてのワサビは、ワサビ田のような環境を自ら選んで成育してる。私の経験からすると、清流が流れる明るい砂地で冷涼な所ってな感じかな。
私の春の収穫対象として、一番早いのがフキノトウで、次がコゴミ。ワサビは3番手ぐらいでしょうか。
で、この中で調理の難しさと言ったら、ワサビがトップなんです。
根ワサビの方は、道具さえ揃えば美味しく下ろせるんです。でもね、葉ワサビの方は、『ふすべる』という独特の技を施さないと、旨さが出ないんですよ。(この技については、4ヶ月後に実物を使って解説する予定です)
問題は、今回封印を解いた『フスベ漬けの冷凍』というしろもの。
理屈だけを言うと、冷やせばワサビの辛みが出る ⇒ 密封すれば辛みは逃げない ⇒ だったら密封して冷凍保存しちゃえ ということです。
さあ、どうなっているか。解凍して蓋を開けてみました。
さあ、肝心の味の方はどうだ?・・・んん?普通のおひたし?・・おっ、おおお、来た来た来た!来ましたよ!この辛み!!旨い!!!
普通は、フスベ漬けも漬けて2~3日してから食べると辛みが増して美味しいんです。けど、さすがに冷凍で8ヶ月後だとどうなるのかなと心配だったんですけど、美味しさを残していてくれました。(春の味には及びませんけどね)
記録を見ると、このワサビを採ったのが4月17日。ああ、あの春の景色が浮かんでくる。
保存食を食べる度に、今年始めの出会いを心に蘇らせながら、来たる春の出会いに胸を踊らせるマタギです。
市販品のワサビは、プロの栽培家が、ワサビ田なる環境を整えて、しっかりと管理しながら出荷しているのだろう。太さから何から立派なものだ。
それに対して、山菜としてのワサビは、ワサビ田のような環境を自ら選んで成育してる。私の経験からすると、清流が流れる明るい砂地で冷涼な所ってな感じかな。
こんな感じに生えてます
私の春の収穫対象として、一番早いのがフキノトウで、次がコゴミ。ワサビは3番手ぐらいでしょうか。
いの一番に顔を出すフキノトウ
2番手がコゴミです
で、この中で調理の難しさと言ったら、ワサビがトップなんです。
根ワサビの方は、道具さえ揃えば美味しく下ろせるんです。でもね、葉ワサビの方は、『ふすべる』という独特の技を施さないと、旨さが出ないんですよ。(この技については、4ヶ月後に実物を使って解説する予定です)
問題は、今回封印を解いた『フスベ漬けの冷凍』というしろもの。
これが、例の『ブツ』です
理屈だけを言うと、冷やせばワサビの辛みが出る ⇒ 密封すれば辛みは逃げない ⇒ だったら密封して冷凍保存しちゃえ ということです。
さあ、どうなっているか。解凍して蓋を開けてみました。
採集時の瑞々しさが残ってますね(期待)
お、何となくいい感じ!
さあ、肝心の味の方はどうだ?・・・んん?普通のおひたし?・・おっ、おおお、来た来た来た!来ましたよ!この辛み!!旨い!!!
普通は、フスベ漬けも漬けて2~3日してから食べると辛みが増して美味しいんです。けど、さすがに冷凍で8ヶ月後だとどうなるのかなと心配だったんですけど、美味しさを残していてくれました。(春の味には及びませんけどね)
記録を見ると、このワサビを採ったのが4月17日。ああ、あの春の景色が浮かんでくる。
保存食を食べる度に、今年始めの出会いを心に蘇らせながら、来たる春の出会いに胸を踊らせるマタギです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます