「イケメン」という言葉が、とても大嫌いなのです。
決して妬いて言っているのではありません。
嫉んでいるわけでもないのです。
その言葉をもて囃している世相や、言葉の使われ方がイヤなのです。
「草食系」という言葉も嫌いです。
イケメンや草食系には、古典的な「美男子」とは異なった響きを感じます。
男の風上に置きたくない感じ。
決して、イケメンと言われている男性がイヤなのではありません。
草食系と言われている男性が嫌いなワケでもないのです。
浮薄で無神経な世相が、その世相に相応しい言葉を生み出したのでしょうね。
言葉の使い方、使われ方がイヤなのです。
いかにも、「平和に馴れ親しんでしまった」世相が、軽薄な感覚で生み育てた言葉ではないかと思っております。
「イケメン」という言葉には、生命がけで親や郷土を守る「男」の気概を感じない。
「草食系」には、生命がけで妻子を守る「男」の覚悟を感じない。
今のような平和ボケの世相は、単に言葉だけを生み出しただけではなく、イケメンや草食系と称される男族を生み出してしまったのですね。
期待される男族の将来像は、イケメンや草食系なのでしょうか。
こんなことを感じるのは、私が「野獣」めいているからかもしれません。
そう思いながらも、「男は戦うべき」であり、「女は奪うべし」と思っている私なのです。
「可愛い!!」と呼ばれる愛玩用男族が多くなっては、ますます少子化が進展し、さらには、この国が溶けて流れ出してしまうに違いありません。
このブログ、読んで頂けるとしても、叩かれるでしょうね。
空蝉や今なほ修羅の重さかな 鵯 一平
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