今日は法事があった。
炎暑の中、お寺へ出かけた。
普段はあまり汗をかかない私だが、ひどい汗になった。これほどの汗は、近ごろ珍しいことであった。
熱中症を避けるため、水分の補給に努めた。さらに汗が出た。
「汗は全身でかけ」と、誰かに言われたことに気づいた。頭や顔や首だけではなく、下半身にも汗をかいたほうがいいのだそうだ。
ところが、私の今日の汗は、主として頭と顔だった。
上等な汗ではないのかもしれない。
そのように言われても、汗が勝手に噴き出てくる。私に選択権はない。なるようにしかならないではないか。
思い切り汗をかいてから、ビールを少しばかり飲んだ。また汗になった。やはり汗の場所は、頭と顔が中心だった。
しかし、汗は気分を爽快にした。
野球や柔道などに打ち込んでいた気分を、濃厚に思い起こすことができた。
60年ほども遡った計算になる。
先ほどまでこだわっていた事柄が、ひどく馬鹿らしく思えた。
汗の効用だろうか。
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