ありがとう

2009-07-06 05:13:18 | Bicycle
日曜日、早朝5時集合にてマウンテンバイク『T山トレイル』参加。
いつもは琵琶湖を西岸から眺めてのトレイルだが、今回は琵琶湖の東岸。

早朝のトレイルライドだというのに、コースリーダーの8田さんを筆頭に、おざっち隊長、Dテンチョー、Tニさん、ononoさん、PINETAILさん、U田さん、8田さんの王滝仲間2名とおいらで10人もの MTBer が参加。
みんな好きだねぇ…。



皆さん『足がある』メンバー、トレイルの立ち上りまでの 10km 程のオンロードを 25km/h 程度の巡航スピードで行く。
平地ではなく登り基調で、ロードバイクではなくマウンテンバイク…。かなりの強度…何とか付いて行くが…。

途中からジープトラックに入り、ややガレ気味の砂利道をエッチラオッチラと登る。登りは得意ではない(下りも?)おいらは、やや集団から離れて後方。
そんなわけで、あまり写真が撮れない。
おざっち隊長のブログ』や『ononoさんのブログ』も合わせて見られると、わかりやすいかも。

トレイルは基本的に尾根道で、日当たりの良い明るい道を行く。
初めて走る場所、先が分からない恐怖感が付き纏う。
小心者のおいらは知らない下りの恐怖に耐えられなくなってくる。
エスケープした下り、MTB を押しながら見上げ『行けたな…』と思う。
『まぁまぁ、今は無理せずに…』後ろからDテンチョーが声をかけてくれる。

ちょっと乗っては押して、押してはまた乗って…。
やがて MTBer の動きがパタリと止まる。
無我夢中でトレイルを走っていたので周りを見る余裕すらない。
尾根道はいつの間にか沢道に変わり、左右を山と木々が塞ぐ難所に差し掛かっていた。



『ここ、降りられるかな…。』
コースリーダーの8田さんがクリフを見下ろす。
このコースを熟知した8田さんでも、今までクリアした人を見たことがない超難関。
大きな岩場で沢道、水が流れコケむしている。
高低差3mはあろうか…屋根から岩伝いに飛び降りるような感じだ。



皆の視線をヒシと受けたDテンチョーがアタック。
1回足つきするも、カモシカが岩場を飛び降りていくようにクリアしていく。
皆が歓声を上げる…呆然と上から見下ろすおいら…。

Dテンチョーがクリアしたクリフ『ダイスケクリフ(おざっち隊長命名)』を横からエスケープする。



再び尾根道に出て、大粒の砂地の路面を行く。
階段を下りて下山。

難易度の高いコース、自分の心の弱さと体力の無さがはっきりわかるトレイル。
でも、アタックしていたら多分『ヤバい』ことになっていただろう。
アタックするのも自分の気持ちも、『イケる』と思う技術と心があってこそ。

如何に自分を強くできるか…いつもの『N山』の持つ意味を噛みしめる。
楽しかったね。また来るよ…今度はもうちょっと乗れるようになってさ。

高強度の復帰戦…皆様に感謝!
8田さん、ガイドありがとうございます!
ありがとう皆さん、またご一緒させて下さいね!

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