傷跡

2010-06-17 05:46:15 | Bicycle
先日外したRディレーラー SRAM X-5 を O/H …。

外せる部分は全て外し、中性洗剤とパーツクリーナーでしっかり汚れを落として組み付ける。

おいらの赤鯱号は Deore XT にバージョンアップしたので、多分 X-5 を再び組み付けることは…ない。
今の赤鯱号は…駆動系と制動系の全てをアフターパーツに入れ替えた状態になってしまった。
求めるレベルが上がってしまったんだろう… X-5 では物足りなくて…。

でも Piranha 純正のパーツは、決して悪いものではない。
10万円クラスの MTB にならないとこのグレードは付かない。

ちょっと画策…。
次女にニューバイクを…と思った時、おいらの懐に10万円を出す余裕はない。
中学生になれば部活を始めるかもしれないし、何時までもオヤジの趣味に付き合ってくれるとは限らない。
そこで6~7万円までの完成車で…と考える。
すると…パーツのグレードは一気に落ちる…。
大概このクラスの MTB コンポーネントは SRAM X-4 +Vブレーキ仕様。
3×8 のVブレーキだと、個人的意見としては山乗りにはちょっと…。

パーツの性能と値段が比例するのは当然。
でも、慣れない人こそ『軽く』『よく効く』ものが必要で…。
ましてや相手は小6から中1になろうとしている女の子の話。
20Kに満たない握力でVブレーキで…なんて考えただけでも恐ろしい。
値段と安全性と技量…バランスが保てない。

だから、フレームサイズとフレーム剛性のみでしっかりバイクを選んで、Piranha純正 の X-5 コンポと Shimano M486 ディスクブレーキを放り込む…なんてね。

そんな日が来たら良いな…。
そのためにも大事に保管しておかなきゃ。



アルミの銀色が輝きを取り戻した。
渋くなっていたプーリーも良く動くようになった。

でも…無数に付いた傷跡は消えない。

今までありがとう。
良く頑張ってくれたよね。
また活躍する日がきっと来るから…それまでおやすみ。

パーツをバージョンアップするのは幸せ。
でも、外したパーツも捨てられない。

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