イライラ

『電話がかかってこない！』…そう思い続けた火曜日。

事故が起きたのが土曜日の夕方。
日曜日には自転車を佐上商会さんに預け、体の具合と自転車修理をどこに依頼したのか相手に連絡しているし、『軽傷だし、今後病院には行かずに済むでしょう…。』とも言っている。
『１回で医療費は確定、物損は自転車屋さんに確認してね』と日曜日には連絡してあるのに、その後の連絡がない。
おいらは月曜日の仕事帰りには既に自転車修理の見積もりを受け取っている。

火曜日の夕方になっても何の連絡もない。
迅速に『後始末』をする気があるのか？
…次第にイライラしてくる。

夕食中の午後８時１２分…ケータイがなる。
『HOTAS さんですか？ ○×損保の△△ですが…。』
ようやく、保険屋さんから連絡が入る。

幾つかの質問が来るので答えていると…どうも話がかみ合わない。
訝しい気持ちが支配し始めた時に、その電話が東京の損保コールセンターからの電話だと気付く。
新潟の地理に疎いなど、訝しさを醸し出していた疑問は解決したが…。

なんで事故から丸３日も経った火曜日の夕方に、東京のコールセンターなんだ？
なんで、今頃『第一報』なんだ？

努めて冷静に…。
だが、納得いかない。

とことん闘う覚悟を決める。