四十の手習

新生活スタート。
新しい部署での仕事は、食品メーカーらしい仕事。
原材料を混ぜ合わせてペースト状の『生地』を作ること。

食品メーカーに１０年以上いながら、自ら製品を作る仕事はこれが初めて。

原材料は収穫された地域や時期により質が変わるので、それを調整して均一な生地を作ることが求められる、云わば技術職…職人技。
機械の操作は簡単で、作業の流れ自体は難しくない…が、カンと経験がモノを言う世界、ベテランさんに聞いても『まだ良くわかんねぇ』という言葉が帰ってくる。

４０オヤジのおいら…定年までの２０年で職人に成れるんだろか？

まぁ、いいさ。
今日も飄々と行きましょ。