で、どのくらい?

2012-07-01 05:50:42 | Solar Data
ウチに設置された太陽光発電設備は SOLAR FRONTIER 社製の出力 3.24kW/h 。
『で、どのくらい発電するの?』って、CM でやっている『アレ』だ。

みんなが知りたい『で、どのくらい発電するの?』ってところ…。
とりあえず、立ち上がりの 6 月データを公開。

太陽光発電が稼働したのが 6/7 の日中…公開するデータは、日当たりのデータが正確な 6/8-6/30 とする。

発電量は稼働 23 日間で、420.3kW。
日当平均で 18.2kW。

これだけでは良く分からないので、もう少し詳細のデータを…。

新潟市の対象 23 日間の日中時間は、累計で 339:53'…日当平均 14:46'。
この日中時間の内、気象庁が日照時間として公式データにしているのが、171.8 時間…日当平均 7.4 時間。
データの出処が違うので表示形態違ってしまうのはご愛嬌…で、ザックリ日中の半分が雲に隠れているワケ。

太陽光発電は『お日様の力』で発電する仕組みなのだが、これは直射日光で…というわけではない。
だから単純に平均 7.4 時間に対して平均 18.2kW という訳ではない。

その辺が難しいところで、単日の特徴的なデータを上げると…
日照時間が『0』の日…つまり、1日中曇りか雨だった日…が 3 日あったのだが、
その日の発電量はそれぞれ 4.4kW, 6.4kW, 4.9kW。
全く発電しないわけではない。

単日の最高発電記録は 25.6kW。
このくらいの時期の晴れの日は、25kW くらいが最高地点。
発電出力が 3.24kW/h なので、7.7 時間くらいフル稼働した計算だ。

太陽は東から西へ動いて行く。
当然、朝日・夕日の光量は少なく、南中時刻前後の光量は多い。
その辺のバランスの問題があるのだろうが、発電実績の傾向はデータを見れば何れ明らかになるだろう…。

ただ、データを見ていて感じるのは…太陽光発電のポイントは満額の太陽光に対応する『発電効率・最高出力』だけではなく、
光量が満額に届かない状態で、いかに発電するのか…ということが大きいと、何となく感じる。

だって、日中時間の半分は太陽が出ていなくて、日照時間の全てが最高出力を保証できる南中時刻前後…というわけではないわけだから。

月ごとにデータを追って行くとしよう…。
とりあえず、立ち上がりはこんな感じ。

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