またか…

2014-02-01 05:15:15 | Daily Life
1 月も最終日の昨日、おいらの部署配転が決まった。
同じ工場内の配置換えなので転勤ではないが、来週からまた新たに一から覚えないといけない部署に行く。

『また』という表現を使ったのには訳がある。
おいらはこの会社で 14 年半のキャリアがあるが、滋賀にいた 8 年のうち最初の 7 年は同じ部署にいたのだが、後はあっち行ったりこっちに来たり。

どういうわけか最初は営業マンだったおいら、2 年半営業をやって『さぁ、勝負の 3 年目!』の途中で工場事務に配転を言い渡される。
あの時『なんでおいらなんですか!』と上司に食ってかかった記憶がある。

その工場事務は長かった。
業務課と呼ばれるその部署は受発注と商品手配を掌る部署で専門性が要求され、一度はいると抜け出せない感じだった。

新潟にいる両親が心配な年齢になってくることもあり、本社のある新潟転勤を願い出たのが業務課の 4 年目ころから。
だが、食品メーカーで事務やっていて本社周りに転勤ってなかなかできない…ってことで、業務課の後継が育ってきたのを見計らって製造現場の管理事務に回される。
それが滋賀の 8 年目。

ところが…思いがけない形で新潟転勤が決まる。
本社で業務課の事務員の欠員が出る。
先にも書いたが専門性が必要とされるため、即戦力は経験者…おいらか?

新潟転勤は古巣に戻る形。
ところがここでおいらが体と心を壊してしまう。

2 ヶ月休職の後、現場仕事で職場復帰。
食品メーカーの製造現場での仕事…王道。
でも、あの震災がおいらをまた業務課に引き戻す

忙しい業務課の仕事は嫌いじゃない。
でも、そこは…どんなに長くいても『あくまでも応援業務』で配属先じゃない。
『宙ぶらりん』な状態を経て、現場に戻るも、ほかの商品を作る部署に配転。
『そこで管理者を目指してくれ。』と言われた半年後に配属された部署が工場移転に伴い廃止されることが決定。

工場移転後は今の仕事。
だが、ここも 1 年でおしまい。



せめて 3 年間、同じ仕事をしたいよなぁ。

覚えるのが精一杯の 1 年目。
去年の経験が生きる 2 年目。
だからどうするのか考える 3 年目。

この会社で一つの部署ではない『生え抜き』ではないおいら、その 3 年目を経験した工場事務の経験だけがフラッシュバックのようにおいらを呼び止め、そのほかのおいらの経験の邪魔をする。
呼び戻されること 2 回。

今回は事務で戻されるわけではないが、3 年目はおろか、2 年目にもたどり着けないことに気持は萎む。
現場仕事は嫌いじゃない。
…が、『新しい部署で頑張って!』って、そう簡単に気持が切り替えられなくてさ。

またか…って思うわけよ。

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