先日、阿武邸の庭で熊蝉が鳴いていたので、東海の油蝉と違って関西では平地でも熊蝉が普通なのかと思いました。
ところが少し前、家に居ても熊蝉の鳴き声が聞こえてきたので、何処で誰だったか忘れましたが話したら、今年は熊蝉が多いということが新聞に載っていたといっていました。
蝉の種類は世界中では2000種類、日本では32種類だそうです。
言い古されたことですが、蝉は幼虫として土中で5年前後を過ごし、最後の年に地上に出てきて羽化し成虫となって生殖行動をし一生を終えます。
勿論私もそうですが日本人なら誰でも子供の頃、蝉取りをして遊んだ経験がある筈で、川での魚取りとともに、地上での蛍や蜻蛉と並んでの記憶には懐かしいものがあります。
蝉を詠んだ俳句も数知れぬほどありますが「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声 芭蕉 」はあまりにも有名です。
そしてそれより古く万葉集にも既に蝉は詠まれています。
岩走る滝もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば都し思ほゆ 大石蓑麿(万葉集・巻十五)
ところが少し前、家に居ても熊蝉の鳴き声が聞こえてきたので、何処で誰だったか忘れましたが話したら、今年は熊蝉が多いということが新聞に載っていたといっていました。
蝉の種類は世界中では2000種類、日本では32種類だそうです。
言い古されたことですが、蝉は幼虫として土中で5年前後を過ごし、最後の年に地上に出てきて羽化し成虫となって生殖行動をし一生を終えます。
勿論私もそうですが日本人なら誰でも子供の頃、蝉取りをして遊んだ経験がある筈で、川での魚取りとともに、地上での蛍や蜻蛉と並んでの記憶には懐かしいものがあります。
蝉を詠んだ俳句も数知れぬほどありますが「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声 芭蕉 」はあまりにも有名です。
そしてそれより古く万葉集にも既に蝉は詠まれています。
岩走る滝もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば都し思ほゆ 大石蓑麿(万葉集・巻十五)