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阪神タイガースと真弓監督(土井)

2009年08月14日 10時22分59秒 | Weblog
今年の阪神はBクラスが決定的でプレー・オフ進出の望みは絶たれたも同然です。
それでも他に見たい番組もないのでTVの放映は殆ど見ています。
昨夜の試合でも中日との実力差を見せつけられました。
鳥谷のホームランで先行し、久保が好投して6回まで2-0とリードを保ったのであるいは珍しく3連戦で勝ち越すかとも思わせました。
しかしその間でも何時もの無気力と言わざるを得ない攻撃と試合振りで、終に最後まで追加点無しでした。
反対に中日は打つ手を打ってあっさり逆転、ダメ押しまでして終わってみれば堂々の大勝でした。

一体この差は何なのでしょうか?
言うまでもなくチーム力の差です。

このチーム力はどうして養われるかといえば、野球に限らず他のスポーツでも一般の会社やその他の団体でも同じことが言えると思いますが、トップの実力に大きく左右されます、というよりトップの実力が全てを左右すると言っても過言ではありません。
有能なトップは目的を明確にして準備をし(練習を積み)、実践でも(試合でも)全体を把握しながら自身を持って指揮をとり成果を挙げます(試合に勝ちます)。

昨夜のTV画面からもその差を感じられた方が多かったのではないでしょうか。

落合は表情一つ動かさずベンチにドカッと坐って、投手の交代や代打を適切に指示するので、選手もそれに応えてというより、ピリピリした緊張感をもって行動するので結果がついてきます。

真弓監督は心配そうに立ったままで、ウロウロといった感じです。
打つ手を見ても、7回表ブランコのホームランが出たところで投手交替と思ったらそれはなく次にヒットを打たれたところでもうここだと思ってもまだ決断せず、続いてヒットを打たれ更に四球を出しても動かず、逆転され追加点まで奪われてから諦めたように交替を告げました。
その後も首を傾げたくなるような采配が見られました。
勝敗が決まった後の二死からの打席の若い大和に代えてベテランの高橋(光)を送ったのです。
ここは若手に存分に振らせて経験を積ませる絶好の機会だったのに、恐らく来年の戦力とはならないだろう老兵に何故代えたのか私には納得がいきませんでした。
采配とは別に7回、鈍足谷繁が突っ込んだホーム上のクロスプレーにも抗議の素振りすらせず諦めていました。
監督の指揮や振舞はベンチの士気や雰囲気に微妙に如実に反映します。