大相撲は横綱朝青龍が強さを見せ付けて優勝、もう一方の横綱白鵬は後半に連敗して期待を裏切りましたが、楽日に朝青龍に勝ち何とか面目を保ちました。
場所中に大関千代大海の引退がありました。
在位場所の長い大関でしたが立派にその責任を果たしたとは決して言えません。
負け越してはカド番をくり返し、最後の場所も、前場所に史上最多の負け越しを記録しながら尚土俵に上がり4連敗を喫して遂に引退しました。
怪我と闘いながらよく健闘したという評があるかも知れませんが、大関は弱くてもよい、次の場所に10勝すればその地位は維持できるということを世間に認めさせ、最晩節まで汚した醜態こそもっと注目されなければならないと思います。
またこの場所は魁皇の幕内通算勝星と在位場所の新記録が達成され賞賛を浴びました。
魁皇あっぱれはまさにその通りですが、一歩退いた視線も必要です。
魁皇ももう一方の弱い大関の象徴のように何度も負け越し、10勝はおろか9勝も珍しく決して大関の責任を果たしてきたとは言えません。大関が強さと権威の象徴であり続ける為には、もう何年も前に引退していなければならなかった筈ですが、その名を穢し続けて獲得した新記録でもあります。
私としては来場所も勝ち越しが難しいと思われる魁皇はここで引退すべきだと思いますがその人柄の精もあるでしょうが、世間の目は相撲界の本質よりも魁皇個人にやさしく、魁皇に対しては一種の判官贔屓で、頑張ってもっと記録を伸ばせの一点張りです。
それに甘える力士とそれを許す相撲界とマスコミも大相撲衰退の一因と思われてなりません。
貴乃花がどんな改革をしようとしているのか解りませんが、このままでは日本人力士が中心となって土俵を盛上げる日は遠のくばかりです。
場所中に大関千代大海の引退がありました。
在位場所の長い大関でしたが立派にその責任を果たしたとは決して言えません。
負け越してはカド番をくり返し、最後の場所も、前場所に史上最多の負け越しを記録しながら尚土俵に上がり4連敗を喫して遂に引退しました。
怪我と闘いながらよく健闘したという評があるかも知れませんが、大関は弱くてもよい、次の場所に10勝すればその地位は維持できるということを世間に認めさせ、最晩節まで汚した醜態こそもっと注目されなければならないと思います。
またこの場所は魁皇の幕内通算勝星と在位場所の新記録が達成され賞賛を浴びました。
魁皇あっぱれはまさにその通りですが、一歩退いた視線も必要です。
魁皇ももう一方の弱い大関の象徴のように何度も負け越し、10勝はおろか9勝も珍しく決して大関の責任を果たしてきたとは言えません。大関が強さと権威の象徴であり続ける為には、もう何年も前に引退していなければならなかった筈ですが、その名を穢し続けて獲得した新記録でもあります。
私としては来場所も勝ち越しが難しいと思われる魁皇はここで引退すべきだと思いますがその人柄の精もあるでしょうが、世間の目は相撲界の本質よりも魁皇個人にやさしく、魁皇に対しては一種の判官贔屓で、頑張ってもっと記録を伸ばせの一点張りです。
それに甘える力士とそれを許す相撲界とマスコミも大相撲衰退の一因と思われてなりません。
貴乃花がどんな改革をしようとしているのか解りませんが、このままでは日本人力士が中心となって土俵を盛上げる日は遠のくばかりです。