
50数年間購読を続けている日本経済新聞についてはこれ迄にも何度か話題にしてきているので一部に重複があるかもしれませんが改めて取り上げてみます。
「私の履歴書」と連載小説は当初から読んでいるので実に多くの人の経歴と多くの優れて面白い小説に触れることが出来ています。
現行の朝刊「等伯」、夕刊「空の拳」も文章、構成ともしっかりしていて愛読しています。
「交遊抄」に鳳陽会の先輩、同輩、会社の同僚等が書いているのを見つけた時はびっくりし、懐かしく思いながら読ませてもらいました。
「俳壇」はまだ独身だった頃の短い期間だけ投稿していて「中村汀女・選」に二度入り掲載されましたがその後は投稿からも読むことからも遠ざかっていました。
10年位前また俳句をやり始め読む方だけ復活させました。
「歌壇」については全く無視していましたが最近は一応目だけは通すようにしています。
さて今回のポイントは「奇縁まんだら」です。
毎週日曜日の「詩歌・教養」欄に瀬戸内寂聴の「奇縁まんだら」が横尾忠則のカラー銅版画と共に連載されています。
何か載っているな位に思って読みもしないで見過ごしていたのですが、一度読んでみてたちまち虜になりました。
幅広い交遊がいろんなエピソードと共に誠に興味深く綴られています。
こんなことだったら最初から読んでいたら良かったと残念に思い、改めて回数をみると先回が既に196回目でした。