いまだ日本語・英語のwebサイトには リブインケアギバー の学校の宣伝があり私みたいな者は混乱してしまう。2014年11月をもってリブインケアギバープログラムは中止し、新しくインホーム ケアギバーという名前に変わった。CICを開くと 現在は3種類のケアギバープログラムがあるということだ。一つ目はリブインプログラム終了前に、ワークビザとって現在働いているリブインケアギバー。次は制度が変わってからCaring for Children Program ;ナニー、 最後にCaring for People with High Medical Needs Program ;老人または障害者のケアギバー となり これらは イン ホーム ケアギバーと呼ばれてる。新制度の2つのケアギバーは、高卒後1年以上の学歴があること、英語の試験で 中レベルくらい、英検2級程度は出来ることと以前より条件が高くなってる。さらに職歴は過去3年以内に1年以上 関連した職業:介護士、看護師、保育士など で働いたことがある、もしくは カナダなどでケアギバースクールを半年間学び卒業している事が 働けるためのビザの申請条件だ。
リブインケアギバーは住み込んで、雇用主に食費と部屋代を給料から毎月差し引かれるが、新制度は 通いでも住込みでも構わないが、雇用主は賃金から部屋代食事代を取ってはならないとなっている。 PR 永住権の申請は2年働いた後というのは同じだが、新制度でPRを取得できるのは毎年 ナニー と老人、障害者ケアギバーを合わせて5500人のみと上限があり、枠組みに入らなかったら翌年へ持ち越しに。他に リブインケアギバーは今のところPRを申請して受理まで数年かかるが、新制度は2-3か月と驚くほど早い。両方とも気をつけなきゃならないのは、最初のワークビザをもらった日から4年以内に申請しなければ無効になる事。4年の内2年働くって簡単に思えるが、一度仕事を辞めたら、次を探しまたワークビザを新しい雇用主に申請してもらいワークビザが来るのを待つという一連の作業は結構時間がかかる。それに半年かかったりして気がついたらギリギリだ。。というのは2回雇用主が変わった私の事である。 人のケアをする仕事は、合う人合わない人がいる。単にPRが取れるからという事で始めるには注意が必要だ。特に住み込になると家族の一員となり昼も夜もない場合がままある。私の例では 雇用主がキャンプが好きで 誘ってくれるのだが、私の休暇を利用したがる。確かにお客さん扱いしてくれるのだがそこまでして行くのも気がひけるが断りきれずいってしまう。気を使って楽しめないキャンプになる。仕事なら喜んで行くが。。。Noと言えない日本人にはきついかもしれない。不満があったら話し合おうじゃなくて飲み込んで我慢してしまう人にとって2年間は結構長いものである。しかしそれを乗り越えられたら精神的にたくましくなっていく。PR受理後、日本で働いた経験のある人は同じ様な職を探すが カナダでまた学校に行くなどしてカナダの資格を取らないと通用しない事が多い。私達にとってケアギバーやジャパレスハウスキーパーが手っ取り早く稼げる場所でもある。辛くなると日本を懐かしく思い、いっそ帰ったほうがいいかなと心揺らぐ事があるが、自分をよく知ってるので日本に帰ってもまた後悔するだろうと止まる。そして長くすんでるうちにいろんな人間関係が出来、日本よりも生きる糧が増えて行くのだろう。どこに住むにせよすべての経験はその後の人生に必ず役立つと思う。
ちなみにCICはよく内容が変わるから常に確認しておくことが必要だ。