カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

カナダで歯科治療

2017-11-14 11:25:00 | 健康
さて 年に2回 (ブルークロスの保険範囲内)歯垢とりに歯科に行くが 先週 虫歯を見つけられてしまった。カナダで初の歯医者はいかほどか? 医師はとてもフレンドリー 握手してニッコリ笑って さぁ僕に任せてください。こんなちっちゃな虫歯はお茶の子さいさいだよーという感じ。麻酔は十分かけて 削り始めた。そしてそのうち 雑談が始まった。どこのピザが美味しかったよ。昨日の昼食のたまごサンドイッチは、まずかった!とわきあいあいに助手と話してる。合間にちゃんと私の状況にも気を使いうまいものです。終わって医師からラッキーだったよ 小さな虫歯で、あまり深く削らないで済んだよ。ところでなんで君はカナダに移民したの?日本はいい国でしょう。僕の友人が英語の教師で日本に行って2度と戻らなかったよーだって。
腕はいい。消毒清潔もちゃんとなってる。金額だけが安心できない。

180カナダドル かかったよ。半分戻ってくるかなぁ保険から、、。

日本の医療が目指す先 (2)

2017-11-09 13:40:44 | 日記
結局 骨盤骨折も見つかり 歩けないため1週間程入院と医師の話だが 整形病棟が満杯なので もう一泊 救急病棟で入院との話だ。そこへ 退院担当看護師がやって来た。ここからすでに在宅ケアに向けての患者教育が始まってる。日本ではケースワーカーが行うが カナダは一括して看護師が患者の病状 生活環境を調査し 片腕が使えず 歩行困難な状況で 在宅ケアをどう組入れるかを検討する。紹介されたのは 政府の機関の 介護派遣制度、2週間はお試しの無料期間 その後は収入で支払い金額が決まる。時間で請求ではなく 日数で請求なので 使いやすいと言ったものだ。無論 これ以外に個人経営の派遣会社も沢山あるよ。ベット、ポータブルトイレ、歩行器はレンタルがあるし、、というような話を病気や色々な話に盛り込んで説明始めた。やっぱり 早期退院 在宅ケアに持ち込むには 経験豊富な医療者の助けがいる。いろんな病気をよく知ってて今後何が必要かと患者らに安心感を与えなければね。
母が急性期治療病院にいた時 ただここには長く居られないと思うだけで 何の話もなかった。私はいつでてけと言われるのか不安であったものだ。リハビリもしっかりしている病院だから この退院時担当看護師がいれば いろいろスムーズになるのではないかな。

カナダを見て、、日本の医療が目指す先

2017-11-09 11:44:37 | 日記
カナダには 日本政府が目指す医療が現実となっているように思う。それが決して国民に対し良い政策ではないと思うが、必要ない検査や治療をし過ぎた日本の医療にツケが回って来ているようだよ。
カナダも一時期は 日本と同じく入院期間は患者の状況に応じて制限がなかったが、このままでは国保が破産すると 数十年前から 病院建設を縮小し 在宅ケアの充実化を図った。訪問できるのは、医師、看護師、リハビリ(呼吸器、理学療法)栄養士、血液検査技師、ソシアルワーカーと あらゆる技術者がいる。
昔からファミリードクターがいるので 緊急以外は紹介状なしでは受診できない。しかし日本のようにあちこちに専門医が開業してるのは歯科と眼科しかないので、他のかは紹介してもらうしかない。耳鳴りに悩んでた私は家族医に話したら ステロイド内服で良くなることがあるよ。と言われたけど、数週間まって耳の医師に受診したよ。緊急じゃなければ待たされる。医師の絶対数が日本に比べ少ないようだ。
同じ検査を何度もしないように 検査室は薬局同様に独立してて 医療保険番号を入れると 検査結果が医療者側で共有出来る。
歯科治療と外来の処方薬は 政府の保険は適応外なので ブルークロスという保険に個人で加入するしかない。歯科治療は恐ろしく高額で 神経を治療するのに20万以上かかるのだ。うちはブルークロス3人分で毎月3万払い、BC州の健康保険に毎月3万払い、、結構な額である。個人負担分が結構多い。
入院ベットは常に満杯なので 救急外来に 数日間入院用のベットがあり、ここから ともかく帰宅を促される。介護しを雇うことになるだろう。介護士は1時間 25-30カナダドル で 看護師も雇えるが非常に高いので、低賃金で雇える移民者,
私のような人間を雇う人も結構いる。



カナダの救急室 おばあちゃん骨折後

2017-11-08 22:44:00 | 健康
朝からさて今日は冷蔵庫でも掃除しようと思ってたところ!パートナーのお母さんが転んで右上腕近位骨折 して 救急車で総合病院に運ばれた。幸い 徒手矯正で保存的に治療!手術せずにすむ。様子を見にいくとベットで痛み止めの点滴を打たれ 徒手矯正後のレントゲン写真を撮った後で あった。うまくいって、医師が歩けるようなら 帰って良いよーって 骨折面を合わせ 脱臼を治したら相当痛いだろうね。それでも返すの? よろよろのおばあちゃんが一人で片手で起き上がれるか 歩けるかとやらせている。やっぱり無理 腰も打ったので痛くて足に力が入らない。おばあちゃんもギブアップして 今晩だけは入院 となった。それにしても このために おばあちゃんは朝から夜の7時まで かかった。うーーーん。。忍々。

転院先の養護老人病院

2017-11-07 18:46:41 | 日記
最初の病院は 急性期治療目的病院なので 90日以上はいれない。そこで 転院先をソシアルワーカーさんと探し始めた。
施設を見学し 医師やソシアルワーカーと経費や方針を話し合い、アクセスの良いところである2件目に見た病院に決めた。看取りまでお願いする病院だ。老人病院では 行われる処置、看護はさほど変わらないので、医師 スタッフの印象や施設の過ごしやすい感じ などが決めてとなった。
調子が良くなって来た母は 家に帰りたい 子供が待ってるとか、上の人に聞いたら帰って良いって、と言いはじめていたが そうだね ごはんたべれるようになったら、、などといって頷いて いるしかなかった。母の認知症は確かに悪化しており言葉が出にくい感じや ぼーっと空中を瞬きせずに見ていたりとか、娘時代に戻って いつも故郷に自分がいるようで 私達のことも 親類か兄妹くらいに思ってるのかもしれない。一度、調子の悪い時 急に手を上に挙げ何かつかもうとしてたか?どうした?と聞いたら仲良しだったの死んだ妹の名前を呼んだ。叔母さんに宜しく伝えてと言っておいた。
転院後は疲れたのか血中酸素濃度が低くなったり、熱が出たりしたが 2-3日で落ち着いて来た。しかし安楽を目標とする病院では同室の患者さんと同じく 昼間良く眠っているようになった。以前の病院はリハビリが朝昼 入り 車椅子に乗せることに成功してたが現在はなくなり 関節の拘縮予防程度になるという。アセスメントに来た リハビリの医師の簡単な診察で 辛い事はやらないという感じがよくわかった。食事が良い刺激になればと思ったが、まだまだアイスクリームすら口に入れられない。2ヶ月も食事してないと誤飲しやすいとのことであるが、なにせ当人が今朝ごはんたべたからおなかが空いてないって医師に食事を断っていたわ。ポートしてると空腹感がなくなるそうだ。