散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

またも静岡(14)博物館

2024-09-10 14:30:12 | 美術・アート
バスを乗り継いで、浜松市博物館に到着。





入ってすぐナウマンゾウがお出迎え。浜松市中央区や浜名湖周辺で多く化石が見つかるのだとか。



「蜆塚遺跡の貝層断面」:貝殻の9割はヤマトシジミ。他に動物の骨や土器の破片も混ざっているそうだ。



「三遠式銅鐸(複製)」:全高57.6cmだが、この種の銅鐸の中では比較的小型な部類だって。それは驚くな。



「よろいをつけた弥生人」:実戦用ではなくて儀式用なのだそうだが、よろいがあるってことは、背中から槍で刺されたり矢をいかけられたりしたってことだよね。イヤなもんだよ戦争は。



「胎蔵界大日如来坐像(複製)」:平安時代中期の作。かなり端正な顔立ちをしているね。



近現代の展示室で小学校低学年の授業が行われており、昔の道具は不便そうに見えるけど、その当時としては筋が通っていたんだというような話を先生がしている。

先生「じゃあ、この手押しポンプ、使ったことある人」
生徒「ハイハイハイ!」

えー、私も使ったことがないのに、そんなに使ったことのある子がいるのか。もしかして北海道であまり井戸が無いのは、雪に埋もれたりするせいなのだろうか。

■「テーマ展 天竜川西岸の古墳時代」。
「三角縁神獣鏡」:静岡県指定有形文化財。3~4世紀にヤマト政権から贈られたものらしい。



「弓引き人物形埴輪」:左下に置いてあるのは、弓矢を持つ手なのだそうだ。かなり凝った形をしていたということだ。



「鹿形埴輪」:なかなか珍しい見返り鹿。



「女子の人物埴輪」:どういう人たちがこれを作っていたのだろう。祭祀用だとしても、頭にこんな形をつけたらこわれる率が高くなるだろうに。



特別展の展示も見て、そろそろ駅に戻ろう。浜松駅には、博物館前からバス一本で行けるのである。

読む本が足りなくなりそうなので、浜松駅の駅ビルに入っている書店で本を一冊購入した。そして駅に戻り、静岡に向けて移動開始だ。今日一日、なるべくバスを使い疲れないようにしてみたのだが、それでも少し疲れた。そして眠い。

コメント    この記事についてブログを書く
« またも静岡(13)超切り絵 | トップ | またも静岡(15)史上最高... »

コメントを投稿