三年ほど前に鞄を作った端切れで作った財布です
手の平サイズでファスナーで開け閉めするタイプ
二つ折れ財布を折った大きさは
ポケットにもすんなり入るし便利なのです
中は小銭と札とカードが収まる
どこにでも有るデザインだけど
カードと札を分けるプレートを一枚縫いこんである
カードポケットは無い代わり
枚数は限定されないし取り出し易いのです
反対側のスペースはカードを入れても良いし
フリースペースになっていて
内側は全体を内張して
小銭入れの部分も口元を二重にしたのです
これで形が崩れにくいのです
持ちやすさを考えて底の部分は二重に革を張り付けて
滑り止めにして支払いの途中で財布を落とすことが無いようにしたのです
このタイプは小銭入れの口が開いているから
財布を落とすと惨めな思いをするわけです
バッグにしても財布にしても
安物にみられるのは辛いから
このサイズはその意味では不利だけど
こばのみがきや
ファスナーのつまみの質感を上げることで
満足するのです
そんな訳でファスナーの縫い付けも気を使ったのです
手縫いだとつれや曲がりが出易いのだけれど
リボンに菱目を打ってファスナーに糊止めして
それを本体に縫い付けたのです
こう云う細かいことをやると愛着が出るものです
この形は三個めで
やっと満足なものになりました
欠点も無い訳じゃないのです
支払いのときに札の出し入れが面倒なのです
だから大きな買い物のときは不便です
反対の意見もあります
カードの支払いが主だからこれで十分というのです
支払いのときついつい札を折ったまま出してしまう
癖が抜けません
財布と云うのはなかなか難しいです
もう少し写真が上手ければ
もっと自慢できるのですが
そういうところが素人だから
仕方ありません