春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

隠れ家としての四畳半

2018年12月29日 | 話せば分かる
ちゃ太郎と散歩を終へて朝飯を食って
一杯のインスタントコーヒーを飲んで
そのあとで隠れ家に引きこもります

たった四畳半の北と東に窓がある部屋ですが
連れ合いが外出しているとき以外
日がな一日ここに居るのです

四方の壁際は手つくりのテーブルと
父親の持ち物だった本だなと
旅行用のキャリーケースが置いてあって
何時も聞くスピーカーは北側のテーブルの上に置いたあるのです
真ん中の1.5m四方の狭い空間に何時もいるのです

この四つ壁の南側の隅が隠れ家への出入り口になっていて
外界との交流はここから行うのです

しかしいつも閉めておく事はしないのです
突然の不幸に会ったときに
すぐさま発見してもらえるようにしておく必要があるし
特に冬は酸欠になる心配が大いにあるのです
ほかの部屋にはエアコンが有るのに
この部屋には無くて
それが隠れ家になった理由でもあるのです

孫たちにはこの雑然とした部屋を見せたりはしません
母親二人は危ないから入らないようにと
上孫と中孫に言い聞かせてあるのです

先日上孫が突然
来たよとドアを開けて入ろうとしたのです
実際は一歩足を踏み入れたのですが
そのとたんカッコイイと言って
めを見張ったのです


あの時の私は鶴の気分でした
鶴の恩返しの
ドキッとして
なんの後ろめたさもなかったのですが
ただドキッとしたのです

あれ以来孫たちが入ってくる前に
下に降りていくことにしています

そういう意味では
すでに半分隠れ家では無くなっております