横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

八重桜の並木

2021-04-12 06:16:41 | 日記



今年は気候のせいか桜(ソメイヨシノ)が3月下旬に満開となり、今は八重桜が見頃だ。
本郷公園まで見に行った。






八重桜も種類が多くて、この白い八重桜は普賢象と名付けられている。

昨日、中央競馬の桜花賞が行われた。
桜花賞は三歳馬によるクラシックレースの一つで、牝馬のナンバーワンを決めるレースだ。

今年はソダシという見事な白毛馬が優勝した。クラシックレースで白毛馬の優勝は史上初めてだそうだ。
真っ白な馬が先頭を駆け抜ける姿は美しい光景であった。







本郷公園では野球場のフェンスに沿っていろんな種類の八重桜が植えられている。







これは花弁が緑色の御衣黄だ。咲き始めて暫くすると薄緑色となりやがて赤みが差してくる。







こちらの松月という桜は横に広がった枝から多数の花がかたまりを作って下がっている。







八重桜の並木はテニスコートのフェンス沿いにも続いている。







これは関山と呼ばれ、花は濃い紅色だ。
塩漬けにして桜湯に使われたりすることでも知られている。







一葉という桜はピンク色で咲いて次第に白く変わるという。

八重桜はソメイヨシノとは違った味わいがあり、さまざまな品種の特徴を見つけるのも面白い。


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花たちの事情

2021-04-11 06:22:34 | 日記



瀬谷市民の森。ムラサキケマンが長く咲き続けている。







ムラサキケマンは近所のあちこちで見られるが、
今年はコロナ禍で遠征を多少躊躇しているので、仲間のキケマンとかエンゴサクなどに会えないままだ。







市民の森のある場所だけは、ちょっと色違いのムラサキケマンが咲く。今年も咲いていた。







花の色が白いのでシロヤブケマンと呼ばれるものなのか、、
ムラサキケマンがちょっと変異しただけなのか、花の事情の正確なことは分らない。







市民の森の周りでヒメオドリコソウがまだ咲き続けている。







これは1月に咲いていたものだが、花は先端の方と少し下の葉の間から顔を出している。
少し横に張って花が顔を出し易くしているように見える。







ところが先端も含めて花が咲き終わったのを見ると、葉は茎に沿う方向へ閉じている。
ほっそりした姿にはどういう訳があるのか、ちょっと気になったが分らない。
花たちにもそれぞれの事情があるようだ。



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梅を覆うように

2021-04-10 06:14:38 | 日記



瀬谷市民の森偽する畑地の奥に梅林があって、梅が実り始めていた。







隣の林から梅の木を覆うように高い木々の枝が延びてきている。







ある1本の木から延びている枝にはブラシのような白い花がたくさん付いている。







ウワミズザクラだ。イヌザクラと少し似ているがウワミズザクラの花序の下には葉が付いている。







近所の高校の傍にもウワミズザクラがあったのだけれど、昨年伐採されてしまい残念だ。







梅林から市民の森に入った途端、キンランが見つかった。例年4月下旬頃なので少し早い。
中に入っていくと茎を伸ばしているのは何株かあったが蕾や花はここだけだった。





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どこでも見られるタンポポ

2021-04-08 06:16:56 | 日記



家の近所では路傍でも畦でも草地でも、あちこちでタンポポが見られる。

市民の森に行くまでの途中にある団地の建物脇でもタンポポが広がって咲いていた。







タンポポは西洋タンポポと日本タンポポ(このあたりでは関東タンポポ)とがある。
この場所のタンポポは外来種のセイヨウタンポポのほうだ。
1900年頃に北米から来たらしいが、今や日本中を席巻している。







先ほどの場所から更に市民の森の方へ進んでいくと団地の小さな公園の傍を通る。
ここにもタンポポが広がっている。







ここに咲いているのはカントウタンポポだ。毎年ここで咲いている。







すぐ隣の少し盛り上がった場所でもカントウタンポポがいっぱいだ。
2、30mほどの近くにセイヨウタンポポもあるのだが、この場所には侵入できないようだ。







さらに市民の森に近づくと米軍通信隊跡地で今は広大な空き地になっているが、
道路から見える範囲でもタンポポが見られる。







どうやらセイヨウタンポポのようだが、広い跡地のどこかではカントウタンポポも見られる気がする。


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越冬して動き出した

2021-04-07 06:07:16 | 日記



瀬谷市民の森。何年も前から春になるとホウチャクソウが広がる。







早いものはもう花も出始めている。







小さな流れのそばではイトトンボが止まっていた。







アオイトトンボのようだ。卵で越冬して早くも成虫になったのだろう。
仲間のオツネントンボは名前(オツネン)が示すように成虫で越冬するそうだ。







雑木林ではクロコノマチョウが飛んでいた。
暫くすると飛んでまた別の所に止まるのだけれど落ち葉とどうかして見失うことも多い。







クロコノマチョウは成虫で越冬するので、翅の模様は秋型だ。







林縁のちょっと開けた所ではアゲハが飛んでいた。
蛹で越冬して羽化したばかりかも知れない。







止まった木はイボタノキ。卵を産むわけではないのか、しばらくして飛んでいった。




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