横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

咲き残り、返り咲き

2020-11-30 06:19:24 | 日記



横浜自然観察の森も今は草木に花が少なくガマズミやマユミなどの実が目立つ。
葉も落ちた木の枝には冬芽が見え、クワゴがぶら下がっていたりする。







セイタカアワダチソウすら花の時期が終わっていたが、
アザミの花はまだ残っていた。







タイアザミで良いだろうか。10月頃は盛んで虫たちもいろいろと来ていたにちがいない。







ミズスマシの池の近くの道路際にはスミレ(たぶんタチツボスミレ)が咲いていた。







スミレの仲間は秋に返り咲きをすることもあるそうだ。
しかし見られたのは、ここ1ヶ所だけだった。








多かったのはスズメウリの白く熟した実。あちこちで見かけた。







まだ粘って活動しているキタテハが止まった葉の陰にもスズメウリの実が見られた。

家の近くの市民の森ではさほど見かけないスズメウリ。自然観察の森は住みやすい環境なのだろうか



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木と草の赤い実

2020-11-29 06:13:09 | 日記



今は横浜自然観察の森も見られる花が少なく実の季節だ。







今回、いちばん多く見られたのはガマズミの赤い実だ。
小さい実だけれど密についているので遠くからも目を惹く。







中に小さな赤い実じゃなく少し大きめで毛に包まれた実がいくつもあった。
ガマズミミケフシタマバエ(ガマズミ実毛附子タマバエ)が寄生して出来た虫瘤(虫こぶ)だ。







車道に下りる階段の脇に赤い実をつけているものが見えた。
高さは1mもないが、多くの枝を横に広げている。







ハダカホオズキだ。
同じナス科の草でイヌホオズキとかヒヨドリジョウゴなども似たような実をつける。

イヌホオズキは実が熟すと黒くなる。ヒヨドリジョウゴは房に付いた実が赤く熟す。
ハダカホオズキも葉腋から複数の実をつけているが房ではない。







何より大きな違いは、ハダカホオズキの萼は横に広がらず浅い杯のようになっているところだろう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色がきれい

2020-11-28 06:18:40 | 日記



久しぶりに横浜自然観察の森を訪れた。

観察小屋の窓から池のほうを眺めていると、ポチャンといって波紋が広がるのが何回も続いた。
魚でも跳ねているかと思って、その方向の窓に向かうとカワセミがいた。







その後も何回か飛び込むが口に獲物をくわえてくることはなかった。







失敗ばかりしているかとも思ったが、どうやら食事ではなく水浴びのために飛び込んでいたらしい。







飛び込むのをやめてからは盛んに羽づくろいをしていた。







観察小屋の近くにある「ミズスマシの池」に行くと、大きな木が見事に色づいていた







メタセコイアのようだ。池の近くに何本もある。
この色合いから曙杉とも呼ばれるそうだ。







左右対称の葉が小枝に対生しているので、それもまた左右対称。律儀な葉だ。






坂道を上がっていくと茂みの上にメタセコイアが高く突き出していた。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲くと良いことが

2020-11-26 06:14:18 | 日記



我が家のキチジョウソウ。
花が咲くと良いことがあるので吉祥草というらしいが、
鉢植えのせいか毎年のように花が咲くので大喜びすることもない。

無事に見ることが出来るのが「良いこと」なのかもしれない。







上の写真から1週間たって、上部の蕾もほとんど開いた。
キチジョウソウは花序の中に雄花と両生花の両方が咲く。







花序の大部分は雄花だ。
花被片は6裂し、黄色い葯の雄しべ6本が見える。







花序の下の方で赤紫色の雌しべを持つ両生花がいくつか咲く。







咲いてしまうと分りにくいのだが、蕾から咲き始めの頃に見ると、
掌をつぼめたような形の苞が花を支えている。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎年会える

2020-11-25 06:18:11 | 日記



白、ピンク、黄色など沢山の菊をバックにヒガンバナみたいな花も咲いている。








ネリネだ。毎年たくさん顔を出して、しっかりと咲いてくれる。
一つの茎の先にたくさんの花をつける。







6個の雄しべに雌しべが1個なのだけれど、似ているので区別がよく分らない。

ネリネは今日、11月25日の誕生花だ。孫娘の誕生日なので覚えている。
花言葉は「忍耐」「箱入り娘」もあるらしいが、前向きに「また会う日を楽しみに」を採用しよう。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする