横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

海外から来たらしい

2016-05-31 06:19:31 | 日記



上瀬谷の旧・通信隊広場のあたり、草が伸び放題の部分が増えている。
紅葉のアメリカフウロの近くにはマメグンバイナズナが群生していた。






マメグンバイナズナ(アブラナ科)
明治になって来たアメリカから帰化したらしい。
果柄と実の形が軍配に似ているというが、大きさは5mmもないぐらいだ。






グンバイナズナ(アブラナ科)
これは7年ぐらい前に宮ヶ瀬で撮ったグンバイナズナで実の大きさは1cm以上。
こちらのほうがたしかに軍配と思える。  西アジアやヨーロッパ原産だという。






キツネアザミ(キク科)
キツネアザミの姿も見られた。
ノアザミより少しスマートで頭花の姿も可愛い。






ムギセンノウ(ナデシコ科)
カナムグラの葉が広がっているところにムギセンノウが咲いていた。
花は3cmぐらいあるので雑草の中では目立つ。






ムギセンノウは園芸種としてアグロステンマと呼ばれているので、
ここのも栽培されていたのが逃げ出したものかもしれない。


ここは最近まで米軍が使っていた。もしかして将来に帰化植物となる種はあるのだろうか。

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アメリカフウロ

2016-05-30 06:49:15 | 日記



新治市民の森の田んぼの近くに薄紫の花が咲いていた。






アメリカフウロだ。ゲンノショウコにも似るが花は小さい。






家の近所の上瀬谷通信隊跡地近くの原っぱではアメリカフウロが真っ赤だった。






アメリカフウロの花が終わって葉が紅葉しているのだった。






熟した実が弾けて、いわゆる御神輿の形になっていた。



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見せかける

2016-05-29 06:33:18 | 日記



新治市民の森に黄色いガガンボがいた。キイロホソガガンボのようだ。
地味な色が多いガガンボにしては黄色が目立つ






ガガンボの姿は蚊に似ているが、人の血を吸うことはなく花の蜜を吸う。






これもガガンボの仲間かな? いや、脚先に爪みたいのがあってガガンボとは違う。
ガガンボモドキといってシリアゲムシの仲間で肉食だ。
前脚2本でぶら下がって後脚で獲物を捕まえる。
シリアゲムシの仲間なので雄は雌のためにごちそうを用意する。






カエデの葉にはアリグモがいた。
アリグモは蜘蛛だけれど蟻に似ている。しかしアリモドキとは呼ばない。

歩き回って鮮明な写真にならない。






3年前に家の中に来たアリグモ。蟻の姿にそっくりだ。
クモなので脚は8本ある。






こういうふうに前の2本をアリの触覚のように見せかける。
他の虫を油断させる効果はどの程度あるのだろう。






さて新治のアリグモは周囲に人が来ても一定の範囲から離れなかったが、
よく見るとカエデの葉の1枚に巣が作られていた。



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新治のシジミチョウ

2016-05-28 06:46:15 | 日記



新治市民の森のノアザミにツマグロヒョウモンが止まった。






ハルジオンにもやって来た。

新治には蝶の仲間がいろいろといた。
クロアゲハにモンシロチョウ。クロヒカゲにコジャノメ。
ダイミョウセセリにコチャバネセセリ。コミスジにイチモンジチョウ。






そして先の記事の通りアカシジミやウラナミアカシジミ。
ウラナミアカシジミを撮っていると笹の葉の裏側に蛹の抜け殻があるのに気付いた。
ここで羽化して間もないのだろう。

ウラナミアカシジミのようなゼフィルスではないがシジミチョウの仲間が何種類かいた。






まずは比較的おなじみのルリシジミ。どういうわけか道の上で見ることが多い。






水辺で長く止まっていたのはウラギンシジミ。吸水していたのだろう。






林縁にいた地味な翅はムラサキシジミだ。
翅を広げて紫色をばかなか見せてくれないのが残念だ。


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ハナアブ ハナムグリ アオジョウカイ

2016-05-27 06:32:22 | 日記



新治市民の森のところどころでウツギの白い花が咲いている。






ウツギの花は多くの昆虫に人気でアゲハなどチョウの仲間やクマバチもやって来る。
この時はベッコウハナアブが熱心に蜜を吸っていた。






ベッコウハナアブはアブの仲間だが、体形的にマルハナバチなどに似ている。






ハルジオンにもいろんな虫たちがやって来る。
ハチやアブも多いが、特にハナムグリの仲間に人気がある。
近所ではハルジオンとコアオハナムグリの組み合わせを何度も見ているが、
今回のハナムグリはちょっと種類が違ってハチかと見まがう。






翅に褐色と黒の縞があり、胴まわりに微毛がたくさん生えている。
その容姿からヒメトラハナムグリという。
ハナムグリの仲間なので蜜を吸うのではなく花粉を食べる。






さて今日の最後はジョウカイボンの一種のアオジョウカイ。
ハナムグリは甲虫のうちコガネムシの仲間だがジョウカイボンはホタルの方に近い。
このアオジョウカイは葉の上で虫を捕まえようと待っているのだろう。
咥えて花粉や蜜も食べるそうだ。

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