横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

ささやかな庭の花と実

2018-07-31 05:53:59 | 日記



我が家の片隅にオクラの黄色い花が咲いている。
アオイ科の花らしく雌しべの花柱を雄蘂が取り囲んでいる。






そこそこ実ができるのでときどき食べる。






オクラは1m以上の高さになるものと思っていたが我が家のはずいぶん低いところで実る。






オクラの大きな葉の傍で赤紫色の花が咲いている。
毎年この季節には顔を出してくれるミソハギで盆花として重宝する。






夏に長く咲くサルスベリもミソハギ科だ。ミソハギは多年草だけれどサルスベリは木だ。
そばにアサガオの花とゴーヤの実が見える。






ゴーヤは毎年グリーンカーテンの意味で植えている。






苗3本で5mぐらいの幅に葉を茂らせて黄色い花や実をつける。



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銀座にもセミが

2018-07-30 06:07:23 | 日記



銀座へ行ったとき、ギンザシックス(GINZA SIX)にも立ち寄った。
GINZA SIXは松坂屋の後に出来た商業施設で240以上のブランドやレストランが集まっているそうだ。






ブランドものには興味が無いので屋上に上がった。






13階建てで、周囲のビルの間からスカイツリーや東京タワーも見える。






この靍護稲荷神社 (かくごいなり)は昭和4年に松坂屋百貨店の屋上に祀られたものだそうだ。






周囲をぐるっと歩いてみると、いろんな草木がたくさん植えられている。






もうシュウメイギクが咲いていた。我が家のはまだだ。






サルスベリの木にセミの抜け殻が見える。
建物は最近出来たものだから、このセミはサルスベリの根の土と一緒に運ばれてきたのかな。
毎年ここでセミの声が聞けるようになるのか興味深い。






芝生のほかにコンクリートの表面に水を流している場所があって、子供たちのお気に入りだ。






真ん中の二人は姉弟。手前の子は別家族で一人遊び。
お母さんが呼んでも、ずっとここで遊んでいたい。






有楽町駅までみゆき通りからすずらん通りを歩いた。みゆき族などで有名になったのは大昔の話だ。
すずらん通りに入ると「銀座NAGANO」というのが見えた。長野県のアンテナショップだ。






長野県出身の御嶽海が初優勝して大盛り上がりだ。店内も混雑していた。


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丸の内で盆踊り

2018-07-29 06:31:40 | 日記



金曜日の午後、銀座の百貨店で展示会を見てから丸の内に回った。

食事をして下を見ると行幸通りで盆踊りが始まっていた。






知らなかったけれど、毎年この頃に丸の内あたりで盆踊りが行われているようだ。






櫓(やぐら)を組んで太鼓の音も賑やかに三重四重に踊りの輪が広がっている。
我が家の近所の盆踊りは女性と子供たちが中心だが、ここでは男性もけっこう踊っていた。







真ん中の女性は赤ちゃんを抱っこひもで前に抱えたお母さんだった。







いろいろな食べ物の屋台が出ている。






盆踊りの機会に飲み食いしたり友達とおしゃべりしながら夕涼みを楽しむ人たちも多い。






射的とかヨーヨー釣りなど縁日風景も見られる。






バチ裁きも見事な太鼓は何人かで交代している。女性も力強い。






向こうに見えるのは東京駅だ。
盆踊りの歌や太鼓やさざめきは駅まで届いているだろうか。




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水辺の生き物たち

2018-07-28 06:28:20 | 日記



大和市のふれあいの森から泉の森へは引地川上流の小川に沿って歩いて行く。
その途中、木の上からダイブする鳥がいた。ヒヨドリらしい。
ダイブしてほんの数秒バシャバシャと水浴びして上に戻っていく。
何度もなのか何羽もなのか分からないまま繰り返されていた。






さらに進んでトンネルを抜けたところの小橋から下を見ると魚がたくさん泳いでいた。
アブラハヤたちであろうか。それぞれ弧を描くように動いている。






泉の森へ出るために横断する車道の脇にはアオメアブが止まっていた。
ほかの虫たちにとってはギャングなのに、全部の脚を使って草にしがみついているのが面白い。






しらかしの池ではアオサギが2羽で追いかけっこしていた。






なんとか収まって池に降り立った。どんな生き物を捕まえようとしているのだろう。

魚たちはサギたちにもカイツブリにも狙われて大変だ。






しらかしの池にすぐつながっている小さな小川に魚が潜んでいた。






オイカワの雄らしい。産卵のために雌がやってくるのを待っているのだろう。






横から撮ってみた。ごく浅い場所だと分かる。捕りたい人に見つからないように。





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罔象女命と天鵞絨毛蕊花

2018-07-27 06:38:06 | 日記



新倉富士浅間神社の本殿からさらに上がっていくと忠霊塔がある。
これは五重塔だが仏塔ではなくて戦没者慰霊塔だ。
1962年に設置され、毎年9月に戦没者慰霊祭が行われる。

富士山と五重塔を一緒に、さらに春には満開の桜も加わるので観光客の人気を集めるようになった。






山を下って、忍野八海までのバスに乗ろうとしたがバス停を見つけるのに苦労した。
ようやく高速道路の下に見つけて、少し時間があるので付近をぶらっとした。

その高速道路の下に石碑があって「罔象女命」と刻まれて注連縄がまかれている。
不勉強で読み方すら全く分からなかった。最初は 罔を岡と見間違えたほどだ。

実は「みつはのめのかみ」と読みイザナミの子だ。
古事記では弥都波能売神、日本書紀では罔象女神と表記され、祭神としては水波能売命などともされる水神だ。
祭神とする神社は富士周辺ばかりでなく、例えば京都の貴船神社や東京の愛宕神社などでも祭神とされている。






バス停の近くには黄色い花が咲いていた。






天鵞絨毛蕊花 。漢字で書かれるとどう読めばいいか分からない。
ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科)という帰化植物だ。






雄しべ5本のうち短い3本には毛が密生している・・・毛蕊花という名前の所以だ。






天鵞絨(てんがじゅう)とはビロード、ベルベットのことだ。
その名の通り葉や茎に細かい毛がいっぱいで、手触りが気持ちいい。

なお中国では毛蕊花と書けばビロードモウズイカを指すそうだ。天鵞絨は余分だった。

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