横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

奥湯河原散歩

2025-01-21 16:36:45 | 日記



奥湯河原に泊って翌日、朝食後に近くを散歩した。
旅館の前の川沿いを浄水場辺りまで溯ると道がなさそうなので戻ってくる。







道の脇ではスイセンが満開だった。







湯河原からの道路は奥湯河原バス停あたりで3方向に分かれ、中央の車道が箱根まで続いている。
もちろんアスファルト道だけれど少し進んでみると、少しして立派な邸宅があった。







重光葵記念館だった。
重光葵(しげみつまもる)は外交官で戦時中及び敗戦直後に外務大臣を務め、
特に終戦直後の東久邇宮内閣では全権大使として降伏文書に署名した。

その後、衆議院議員に選出され改進党総裁も務めた。
1952年には吉田茂と内閣総理大臣指名を争い敗れた。
私はそのころ小学校5,6年生になっていて、重光葵という名前を記憶に残し今も忘れていなかった。







内部を見学できるらしいが時間の都合で今回はパスした

入口の傍のネズミモチに実が生っていた。







箱根まで上がる訳にもいかないので、引き返しバス停のところで一番右の道に向かった。
大きな旅館の脇から藤木川沿いを上がっていく。







川の傍の道がきれいに手入れされていて、季節により何かの花が楽しめそうだ。







梅は未だ早かったが、今はロウバイが咲いていた。







人が少なく季節を感じながら落ち着いて散歩が楽しめる。

このあたり、また別の時期にも歩いてみたいものだ。





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文人たちの宿

2025-01-19 15:19:38 | 日記



奥湯河原温泉・加満田で2泊してきた。
温泉街の大きなホテルと違って全く静かで落ち着いた時間を過ごした。







この部屋は水上勉が滞在の際に利用していた部屋だそうだ。








当時は、この部屋も畳敷きだったかもしれないなどと想像してみた。








1階の部屋だけれど高くなっているので道路は見えない。







隣の談話室に書籍が並べられている。








昭和22年には編集者としての宇野千代が文芸評論家の小林秀雄を缶詰にして執筆させたそうだ。
それ以来多くの文人をはじめ各界の大物が泊ったという。







水上勉もその一人であった。6か月も逗留することもあったそうだ。







30年ほど前、当時の先代・お女将「かつ」さんが亡くなった時に水上が書いた弔辞が展示されていた。
長いお付き合いだったことが偲ばれる。


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境川。コガモ、コサギ以外にも

2025-01-17 15:31:57 | 日記



境川ではコガモやコサギ以外にも、いろんな鳥たちを見ることができる。
キセキレイもその一つだ。







主として川辺で小さな虫を捕まえて食べる。







ハクセキレイは畑などで見ることが多いが、水辺にもやってくる。

今回は見なかったがセグロセキレイも境川で、しばしば見られる鳥だ。







イソシギも見ることが多い鳥だ。







イソシギというけれど海辺より川の近くで見ることがほとんどだ。
漢字で書くと礒は川で岩石の多いところ、磯は海辺で岩石の多いところを示すらしい。







タヒバリも歩いていた。何か虫でもいないかなあ?






名まえにヒバリが入っているが、セキレイの仲間だそうだ。







そのせいかハクセキレイと同じように陸地で食べものを探す様子も見られた。







ここは河津桜の咲く場所に隣接した畑地。
川辺のコンクリートより、豊かな土の上の方が食べ物は多いかもしれない。




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小鴨に小鷺

2025-01-15 13:40:36 | 日記



河津桜の蕾でも出ていないかと境川を歩いて見た。
残念ながらまだまだの状態であったが、丁度良い散歩にはなった。







それではと川沿いにいる鳥たちを確認することにした。







コサギは岸に近いところで食べ物になる小さな生き物がいないか探し歩いていた。







流れの小石の上では2羽のコガモが休んでいた。







ちょっと角度を変えて見る。ツガイではなく、どちらも雄のようで、兄弟?







少し離れたところには5,6羽ほどの群れ。ちゃんと雌もいた。

いま、近所の境川では水鳥の中でコガモの数が一番多いようだ。






近くに、ふうっと飛んできたのはカワセミ。






根気よく水面を狙っている。しかし簡単ではなさそうだった。

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近所の黄色

2025-01-13 17:27:52 | 日記



久しぶりに家のすぐ近くを歩いて見た。
畑に白菜の取り残しがあるぐらいで静かなものだ。







境川方面に向けて車道を越えていくと黄色い花が咲いていた。菜の花だ。







二宮の吾妻山まで行けば見事な菜の花風景が見られると思うが、今年は行けそうにない。







さらに進んで境川の手前の公園では艶のある緑の葉っぱに黄色い花が咲いていた。







ガザニアでいいのかな?






ちょっと白っぽいのも・・・。

近所の人たちがボランティアで世話をしているにちがいない。



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