横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

来年は

2021-12-31 06:02:36 | 日記



国内のコロナ禍は比較的落ち着いて一年を締めくくることになりそうだ。
来年は世界中が明るい毎日を迎えられるようになってほしい。

          2021 大晦日



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スッキリ開かない

2021-12-30 06:00:33 | 日記



近所の畑地帯に5mほどの高さの木が植えられている。







この時期に紅い実をつけるマサキだ。







横を通り過ぎてしばらく行くとまた植わっている。畑地帯のあちこちで見られる。

畑地境界の目印として植栽されていて境木とも呼ばれるらしい。
地域によってはウツギとかチャノキ等も利用されるらしいが、この近所ではほとんどマサキだ。







マサキの実は1cm程の丸い実で熟すと紅くなってくる。







マユミなどニシキギ科の実の特徴で、熟すと裂けて中から紅い仮種皮に包まれた種子が現われる。







マユミの場合はスッキリ裂けるが、マサキは開ききらず種子が絞り出されているようなのが多い。






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ボロじゃないよ

2021-12-29 06:24:15 | 日記



今年は主としてコロナを気にして外出が少なく、遠征どころか泉の森も今月に入ってから一度だけだ。

ときどき近所を歩くが、ナズナやホトケノザ以外には野の花も少なく野菜畑を見るだけだ。







珍しく畑の近くで花が咲いているのに出会った。いかにもキク科の花だ。







すぐには名前を思い出せないのが悔しいところだが、ノボロギクで良かったかな。
明治の初め頃に入ってきた帰化植物らしい。







まだ花は残っているのだけれど、白い冠毛がふわーっとした実が見られない。
冠毛がすっかり飛んで総苞片が反り返っているのばかりが目立つ。







まだ咲いているから、その内に野襤褸の冠毛姿も見られるだろう。




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苔と紅い実

2021-12-28 06:26:47 | 日記



大原三千院。
宸殿と往生極楽院を結ぶ道の両側は苔がいっぱい。







苔と言っても苔類、蘚類、ツノゴケ類など国内だけでも1000種類以上あるらしいが、
この庭には何種類ぐらいあるのだろう。






この写真だけでも3、4種類はあるのかな??







頭上では、少し前まで紅葉がきれいだったのだろう。







苔の上の低い所で見るマンリョウやヤブコウジなどの紅い実もいいものだ。







観音堂のまわりでもマンリョウの紅い実がたくさん見られたが、
葉を落とした少し高い木につく紅い実が気になった。






何の実なのか私には決め手がないのだけれど、カマツカあたりだろうか。







三千院第六十一世門主・小堀光詮の日がある傍にも、葉を落とした茎に紅い実がいっぱいだった。







ベニシタン(コトネアスター)で合っているだろうか。

葉も落ちてしまって実だけの木の名前は私には難しすぎる。




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三千院の六地蔵

2021-12-27 06:03:27 | 日記



三千院の境内。
観音堂から金色不動堂の裏側を下がっていくと律川の対岸に小さな石仏たちが見える。







橋を渡ったすぐの所には大きな石仏があった。
鎌倉中期の阿弥陀如来像だ。







苔むした岸辺、ところどころ木の傍などに見えるのは小さなお地蔵さんのようだ。







まず最初のお地蔵さん。顔立ちに独特のものがある。







すぐ隣に、もう一体。こちらの方が少し微笑みを感じる。

その先にさらに六体の小さなお地蔵さんが並んでいた。







三千院のパンフレットには「おさな六地蔵」と記されている。

いとおしそうに猫を抱いているお地蔵さんなど、さまざまな表情のお地蔵さんたちだ。







苔むした大きな切り株の前の、穏やかな顔のお地蔵さん。







こちらは頭に鳥を乗せておられる。







何か大きな玉を抱えておられる。







手の上に乗せておられるのは花であろうか。







静かに微笑んで木の傍で苔むして・・・昔から座っておられたように見えるが、
「おさな六地蔵」は宮崎在住の彫刻家・橋口弘道氏が4年前に納めたものだそうだ。





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