梅雨が明けて、太陽がまぶしい。
普通に撮って・・・20cmぐらいの大きなヒマワリの花だ。
追分市民の森のヒマワリ畑、手前はコスモスらしい。秋への備えだ。
ミツバチがやってくる。
ヒマワリの花は外側の舌状花と、その内側の筒状花からなっている。
筒状花は外側から咲き進んでいくので内側はまだ蕾だ。
雄性期の筒状花は雄しべの花粉が目立つ。
雌性期になると雄しべの筒の中から雌しべが伸びて2裂した柱頭が見える。
この無数の筒状花(蕾を含む)をよく見ると右回り左回りの螺旋状に並んでいる。
単純な同心円でなくフィボナビッチ数列に従った螺旋状に配列することで、
筒状花を真ん中から外側まで平均的に隙間なく最大限詰め込んでいいるという。
フィボナッチ数列というのは初めの二項が”1”で、 連続する二項の和が次の項になる数列。
すなわち、1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・ という数列だ。
ヒマワリの場合は次のどれかの組み合わせになっているらしい。
①左回りに21列、右回りに34列、②左回りに34列、右回りに55列、③左回りに55列、右回りに89列
写真のヒマワリは、③左回りの螺旋が55列、右回りの螺旋が89列 になっているようだ。
フィボナッチ数列は植物など自然界でしばしば見られるという。