水無川沿いを戸川公園目指して遡っていると、桜並木に出る前に堤防上の道が途切れてしまった。
河川敷を歩けば良かったのだけれど一般道をとると川から離れ住宅街に入ってしまった。
しかし、そのお蔭でミモザ(フサアカシア)に出会うことが出来た。
近所ではギンヨウアカシアが多いのでフサアカシアを見るのは何年ぶりかというところだ。
なんとか水無川の方に戻ると桜並木が始まっていて、その土手のある場所に黄色い花も咲いていた。
トサミズキだ。七個ほどの花が花序をなして垂れ下がっている。
黄色い花弁に雄しべの赤い葯が良いアクセントになっている。
こちらは近所の公園に咲いているヒュウガミズキ。
ヒュウガミズキと違って花序は二、三個。雄しべの葯も黄色く、ヒュウガミズキに比べて大人しい印象だ。
なおトサミズキは土佐の山間が原産だが、ヒュウガミズキは日向原産ではないらしい。
植物の名前というのは色々ややこしいものがある。