近所の林の脇を歩いていると何かが動いているように見えた。
枯れ笹にタマムシが止まっているのだった。
朽ち木などで動いているのを見かけるが、草など低いところで見たのは初めてかもしれない。
タマムシは玉虫の名前のごとく、見る角度で緑や赤色に光って奇麗だ。
こういうのを構造色と呼ぶそうだ。
昆虫の中には構造色を持つものも多い。コガネムシの仲間もそうだ。
ハンミョウの構造色も見事なものだ。
カミキリムシの仲間にも構造色を持つものがいるが、このルリボシカミキリは違うらしい。
アオオサムシは構造色で良さそうだ。
昆虫たちの中に構造色を持つものがいるのは、鳥などの外敵から身を守るためだという。
カワセミも鳥だけれど昆虫に興味はなく魚を狙う。そのカワセミの羽が構造色なのはなぜだろう。