願 疫病退散

大きさ0.1μのウイルスによる禍が世界中を沈滞させてしまった一年が暮れていく。







来年は明るい方に向かって行けることを祈願する。

2020.12.31

新しい駅舎

小田急を片瀬江ノ島駅で下りて改札に向かおうとすると、
正面に水槽があって数十匹のミズクラゲがゆらゆら泳いでいた。
駅の改修に伴い新しく設置され、江ノ島水族館の協力によるものだそうだ。







昭和４年の開設以来親しまれた竜宮城風の駅舎が、今年７月に改築された。
新しい駅舎は本格的な竜宮造りで、正面に金色の龍やシャチホコならぬ金のイルカも見える。



旧駅舎







江島神社には行かなかったが参道の入口あたりを覗いてみた。
普段に比べると少ないが、そこそこの人が上がっている。
初詣の時はどうなるのだろうか。







片瀬漁港のあたりから海を覗いてみたが、カモの仲間とかカワウなども見かけなかった。







かろうじてカンムリカイツブリとかオオバンを見つけた。

舞ったり渡ったり

上瀬谷の畑あたりを歩いていた時、上空に白いものがいるのに気づいた。
ノスリなどの猛禽類が獲物を探すのと同じように高いところで舞っている。







うんとズームして覗くと、どうやらダイサギらしい。
ダイサギが上空で旋回するのは初めて見た。







何回も旋回したあと、南の方に飛び去っていった。
何を探していたのだろう。







江ノ島ではトビがたくさんいて、中には舞いながら人の食べ物を狙ってるのもいる。
いや狙っている方がずっと多い。







日が沈む頃、向こうの方の高いところを鳥の群れが渡っていった。







ユリカモメなどカモメの仲間であろうか。







一群去ってまた一群？　　
多数の鳥たちが茅ヶ崎、平塚方面から飛んできて江ノ島を越えていく。
どのあたりの海で夜を過すのだろう。

葉陰の空き家

上瀬谷の畑のあたり、何かの木で枯れ葉がいっぱいの中に紅いものがポツポツと見える。







カラスウリの実が熟している。
この周辺を歩いていると、蔓が下がって数個の実が付いているのをよく見かける。







しかし、このように木全体に広がって数が多いのは珍しい。







面白いなと思って見ているうちに、枯れ葉の奥に何かかたまりがあるのに気づいた。
保護色的になっていて最初は見えていなかった。







30ｃｍぐらいの大きさがあるハチの巣だ。コガタスズメバチの巣であろうか。

葉が茂った夏の間は周りからは隠れていたかもしれない。
でもハチの出入りは観察できたはずで、畑作業の人は気づいていたに違いない。







もう巣の中に生きたハチはいないし、来年になっても巣として使われることはないだろう。

挨拶に来た？

例によって窓の向こうの小鳥たち。
メジロは群れをなしてやって来る。







メジロはとても忙しい。
枝から枝へ、木から木へ素早く移動するので追いかけるのは大変だ。







葉の無い木に止まったり、地上に下りてくれると分りやすい。







ヤマガラもメジロに混じって来たときは比較的低い所で姿を見せてくれる。







川の岸　といってもコンクリートの上。
この後も水浴びはしなかったので、食べ物探しの為だったのだろう。







その上の方の小さな穴にぶら下がって、こんな所でも食べ物があるようだ。







フェンスの上から何か有るかなあ。
とにかく忙しく動き回る。しかしメジロのように枝や葉の奥に潜り込まないので追いやすい。







メジロとヤマガラなどが飛び去った後、フェンスの上にツグミがやって来た。







律儀に挨拶しに来てくれたかと思っているうちに飛び立ってしまった。