横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

サンクチュアリの外周で

2023-09-29 16:13:39 | 日記



小山内裏公園。里山広場を出て内裏池方面への外周道を進む。








右手はちょっと傾斜して草木がいろいろ。
オトコエシの花などを見ながら進んでいると、木の枝から何かがたくさんぶら下がっていた。
何か分からないが、とりあえず撮っておいた。








帰って調べたら、どうやらアカシデなどシデの仲間の果実らしい。








葉っぱのように見えるのは果苞でその基部に果実がついているという。
知らなかったので、果実が分かる写真は撮っていなかった。







もしかしたら、これがそうかもしれない。








内裏池を過ぎて少し行ったところに少し山側へ入る谷戸があった。九反甫谷戸(くたんぽやと)だ。
ここにキバナアキギリが咲いていた。だいぶ前に弘法山で見て以来だ。







唇弁から延びているのは上側が雌蕊、下側が雄しべで、奥に見えるのは退化した葯だという。








公園内も隣接する車道際にもアレチヌスビトハギがたくさん見られた
ヌスビトハギの眼鏡みたいに種子が2個ついた実と違って、4個前後の種子が付いている。
左の実についている白いのは、ガガイモの綿毛のようだ。

この後、近くの長池公園に向かった。








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小山内裏公園・里山広場

2023-09-27 15:54:45 | 日記



小山内裏公園。
尾根緑道には目立った花は咲いていなくてゴンズイの実が目を引いた。







尾根緑道から少し下りていくと里山広場に出る。
向こうに見える建物がパークセンターだ。近くにはバーベキュー広場もある。







里山広場の一画には、いろんな草木が植えられていて名札が付いている。
これは、万両、千両、十両(ヤブコウジ)と並び称される百両・カラタチバナの木だ。







こちらはウマノスズクサの花。もしかしてジャコウアゲハが来るのだろうか。







黄色いマメ科らしい花はカワラケツメイ。ネムノキのような葉はカワラケツメイ茶に利用できるとか。







同じマメ科のコマツナギは背が低くても木だ。茎が丈夫で馬もつないでおけたらしい。







カリガネソウは久しぶりに出会った。シベが上に延びて湾曲している姿が面白い。







ヒガンバナにススキ。この脇を通って行くと大田切池に出る。








大田切池の近くには何本かコブシの木があって、たくさんの実がはじけていた。





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なんという偶然

2023-09-25 10:19:58 | 日記



急に思い立って町田市の小山内裏公園に行ってきた。
平成16年(2004)に開園されたそうで、今まで一度も行ったことがない。

京王相模原線の多摩境駅からすぐのところで八王子市南大沢にも近い。

公園内の尾根緑道はかっての戦車道路の一部だったらしい。







公園の大部分はサンクチュアリになっていて、通常は入ることができない。
里山広場とか周辺道路を歩いて楽しむことになる、いつか機会があったらサンクチュアリに入ってみたい。







パークセンターの近くに大田切池がある。
ここは、もともと谷であったが昭和60年ごろの宅地開発に伴い洪水対策として池に造成された。
その時の杉の木が今も残っている。







池畔にはススキがいっぱい生えていた。

ススキと書いたが、ここにはススキとオギとヨシが生えているそうだ。
見た目では分からないが、どんな区別があるのだろう。







その時、声があり、友人の M さん夫婦とばったり出会った。
M さんは会社の同期生で、奥さんの方は偶然にも私の高校同級生の友人だ。
それにしても、さほど有名でもなく気まぐれで初めて行った公園で、友人に会う偶然に驚いた。







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酔うと顔に出る

2023-09-22 16:44:03 | 日記



今の時期、4~5mの高さの木に7、8cmぐらいの花がたくさん咲いている。







ムクゲだ。中国由来で奈良時代には伝来していたそうだ。







花の色は白、ピンク、藤色などさまざまだ。
多数の雄しべが長い筒の周りについて、筒の先端からは雌しべが出ている。面白い構造だ。







低い木にムクゲのような花が咲いていた。







フヨウの花だ。やはり中国由来で、こちらは室町時代に伝来したそうだ。







色の種類や花の構造などムクゲと同じようだが、フヨウはシベが頭をもたげるているのが面白い。








実が出来て熟すと弾けて中に毛むくじゃらの種子が出てきて面白い。ムクゲも同じような実だ。







こちらはフヨウより少し高さがある。







スイフヨウだ。八重咲の園芸種だ。







朝は白い花が夕方には紅くなる。芙蓉が酔って酔芙蓉というわけだ。



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木の実。三種

2023-09-20 17:34:21 | 日記



最近、近所で見た木の実。エゴノキだ。







7月ごろに実ったのが熟してだいぶ色づいてきた。
来月には弾けて中から種が顔を出すことだろう。








昨年あたりから、さびた鉄柵に絡みつくブドウのようなのが見られるようになった。
エビヅルの実だ。







その近くの高校の壁には何本ものエビヅルが上から垂れ下がっている。








ヤマブドウの仲間で小さいけれど食用にはなる。かなり前にたくさん採って果実酒にしたことがある。








高校のフェンスからは別の蔓が下がり小さな実をいっぱいつけている。ノブドウだ。
名前にはブドウが付いているが、摘まんでみようという気は起きない。







小さいし、もう少ししたら青や紫などと色が変化するのも躊躇する理由だ。
色が変化するのは中で育っている虫のせいだそうで、食べちゃダメと警報を出しているのかもしれない



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