だるま市へ行った日の午前中は百草園にいて、それから高幡不動まで歩いて行った。
百草園は江戸時代にあった松連寺の庭園として造られたそうだ。
明治になって廃寺になった後は地元の商人に受け継がれ今は京王百草園となっている。
初めて訪れたが、季節ごとに草木のさまざまな花が咲くらしい。
今の時期はロウバイや梅それに水仙などが見られる。
茅葺の建物は松連庵。少し前までは蕎麦や甘酒などのお休み処だったらしい。
園内には三檪庵(さんれきあん)という茶室もあった。
裏山から見ると松連庵の屋根は少しずつ葺き替えが行われているようだ。
心字池では雪吊りが見られた。
摘みてはすて 摘みてはすてし 野のはなの 我等があとに とほく続きぬ ・・・若山牧水
武蔵野を愛した若山牧水は学生のころから百草園をよく訪れたそうだ。
見晴台まで上がると新宿からスカイツリーまで眺められた。。
別の方向では遠く筑波山の姿も・・・残念ながら写真に残せなかった。
そして反対側には雪で真っ白の富士山が見えた。
花の多い春にでも訪れたい場所だ。