横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

杜鵑と蝶

2022-09-30 17:14:33 | 日記



今の時期、瀬谷市民の森でも追分市民の森でもヤマホトトギスが咲いている。







雄しべ雌しべが高く突き出した上に大きく広がっている姿が面白い。






市民の森でも樹液を出している木があって、スズメバチや甲虫などが集まる。
上の方には木肌と同じような色で分かりにくいが、チョウの仲間も樹液を吸っていた。







ルリタテハだ。夏の間は森の中でいっぱい見かけた。
成虫で越冬するので、冬でも暖かい日には姿を現したりする。







ヤマホトトギスはサルトリイバラなどと同じように、ルリタテハの食草だという。
残念ながら、まだルリタテハの幼虫が葉を食べているところを見たことはない。





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この花には揚羽

2022-09-28 16:23:56 | 日記



追分市民の森の北のはずれ。
今は花畑として使われている場所も、昔はこことつながる田んぼだったに違いない。







田んぼの半分は稲刈りが終わって、稲架掛け(はさかけ)がされていた。







向こうの斜面にはヒガンバナが咲いていた。
昔から田んぼの周りはヒガンバナが植えられて、モグラやネズミからイネを護ったようだ。







満開の花には蝶が来ていた。2頭いたが、写真には1頭ずつしか入らなかった。







キアゲハのようだ。
ヒガンバナにはアゲハの大きさが合う。カラスアゲハの仲間もよく見かけたものだ。









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スースーする?

2022-09-26 15:46:09 | 日記



泉の森の湿地。ハンゲショウの群生が見られたあたり。
今はワレモコウが群生し、その奥に白い花もいっぱい咲いている。







ハッカだ。帰化植物のヨウシュハッカかもしれない。







ここに咲いているのに気付いたのは数年前。そのころにやって来たのだろうか。








イチモンジセセリなど、虫たちにとっては嬉しい群生のようだ。







キタテハも長い間、蜜を吸っていた。



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池のほとりに

2022-09-24 18:16:48 | 日記



泉の森、しらかしの池の畔。
片側は通路に石段があって釣り人が糸を垂れていたり通行する人も多いけれど、
対岸は草が生えていて歩く人は少ない。
白い花が少し広い範囲にポツポツと咲いていた。







マメアサガオだ。戦後(昭和30年頃)になって北アメリカから帰化したという。







名前の通り朝顔よりずっと小さいが、なかなかしっかりした花だ。
似た花に紫色のホシアサガオがある。そちらも近所で見られる帰化植物だ。







マメアサガオが咲いているところから少し離れたところに、2頭の虫がいた。







蝶はイチモンジセセリ、その前に止まっているのはヤマトシリアゲだった。
ヤマトシリアゲは黒っぽいのを多く見かけるが、夏の終りにはベッコウ色になる。
昔はベコウシリアゲと呼ばれたこともあるそうだ。







これは6年前に撮った黒い色のヤマトシリアゲ。
カップルで、雄が雌に獲物をプレゼントしているところだ。






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ひっつき虫、くっつき虫

2022-09-22 18:51:24 | 日記



泉の森の茂みにピンクの花が見えた。花はマメ科らしい姿をしている。
アレチヌスビトハギだ。







ヒョロヒョロ伸びた茎の上の方に花が咲いている。
ヌスビトハギの花よりずっとしっかりしている。







こちらがヌスビトハギの花。かなり小さい。
そして二つ一組で眼鏡みたいな形の果実がつくのも特徴だ。
こういう果実の形は節果というそうだ。







アレチヌスビトハギの場合は二つではなく、三つ、四つ、多いと七つが一組の節果になるようだ。

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