横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

初めて彫刻の森美術館へ

2020-09-30 06:16:28 | 日記



箱根1日目の最後は強羅の近くにある彫刻の森美術館に行った。

約50年前、私が関東に移住した頃に開館したそうだが、訪れたのは初めてだ。







ピカソ館など5つの室内展示場があるほか、広い庭園に120点ほどの彫刻が展示されている。
こんなに広くて緑豊かな場所とは知らなかった。まさに彫刻の森だ。







彫刻に詳しくないので、興味を持った何点かを羅列する。

エミール=アントワーヌ・ブールデルにより第一次世界大戦中に制作された「自由、勝利、力、雄弁」は、
アルゼンチン建国の父、アルヴェアル将軍の記念像だ。四体のうち三体だけで撮ってしまった。







手前から、「海辺の人々」 「住まい」 「シュトルム」








「球体を持った球体」  ピカピカの球体の割れ目の中にもう一つの球体があるのが見える。







日本人作家、山本信さんの作。 「ハイ!」 拍手・・・







「密着」 アントニー・ゴームリー
衣服を脱いで完全に地球(大地)に密着している。








庭園内には草木もいろいろと見られ、今回はマルバフジバカマの白い花が多かった。








ツリバナの紅い実もいっぱい下がっていた。

園内には彫刻の他、『ネットの森』 とか『しゃぼん玉のお城』とか『星の庭』など、
子供達も遊べる施設も用意されているので、家族連れでもゆっくり楽しめそうだ。






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強羅公園

2020-09-29 06:22:38 | 日記



大涌谷で黒たまごを食べてロープウエーで早雲山、ケーブルカーに乗り換え公園上で下りた。
斜面に作られた強羅公園に上の入口から入った。この公園は初めての訪問だ。

植木鉢の中に噴水があるように見えた。








強羅公園はフランス式庭園によっているそうで、
大きなヒマラヤ杉と噴水を結ぶ線を中心に左右対称になっている。







ローズガーデンのバラは2~3週間後から見頃で11月には紅葉と合わせて楽しめるそうだ。







小雨の中、バラ以外にもいくつかの花が咲いていた。







一番の見ごろはシュウメイギクだった。蕾もいっぱいで長く咲きそうだ。








園内にはカフェや茶室や工作堂などもあり、正門近くには熱帯植物園もあった。
ゴクラクチョウカとかミッキーマウスノキなど熱帯の花がいろいろ。
そんな中、ハイビスカスとブーゲンビリアもさまざまな形で展示されていた。
このあたりはハイビスカスの盆栽だ。








こちらは藤棚を思わせる花いっぱいのブーゲンビリア。








別角度で見ると、奥の木が枝(つる)を棚の方向に延ばしているのだ。
ブーゲンビリアは棚仕立ても一つの楽しみ方らしい。




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杉並木を歩く

2020-09-28 06:10:55 | 日記



箱根関所址を見学後 ♪ 昼なお暗き杉の並木 ♪ ・・・ 箱根旧街道杉並木を歩いた。
両側に大木が並び、すれ違う人もなく静かなひとときであった。







この季節アジサイの花は見られなかったが、足元に草花が見られた。







あちこちで見られるノブキは花よりも実になっているものが多かった。







ところどころではモミジガサの花が咲いていた。

賑やかな花は見られないが、杉並木の風情としては合っているような気がした。







そういうわけで派手なチョウの姿はなく、杉の幹に止まる蛾を見ただけだ。
翅が白いので見つけることが出来たユウマダラエダシャク。
木に止まる蛾の多くは翅の色が木肌に紛れるので見つけるのが難しい。白はありがたい。







低い所の葉の上に止まっていたのも白い翅。
こちらはホシベッコウカギバのようだ。この名前に行き着くのに苦労した。
ぱっと見たところユウマダラエダシャクにも似たような姿だが、分類的には科も違うらしい。








杉並木の少し先、元箱根港から海賊船に乗って桃源台まで行った。
4連休の後だったので乗船者は少なめ。 雨模様のため皆さん室内で大人しい。








その先はロープウエーに乗って大涌谷だ。
硫黄の谷には近づけず、黒たまごは駅で買って食べた。



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箱根ぐるり

2020-09-27 06:21:18 | 日記



今回の箱根は1泊2日で計画した。
台風が近づいたのは予想外だったが、幸い東へずれてくれて大きな影響は受けなかった。

箱根登山電車からバスに乗り換えて箱根関所址を見学した。







そして旧街道の杉並木を少し歩いて元箱根港へ。







桃源台まで海賊船に乗った。
4連休の後だったからか、乗船者は少なめだった。








桃源台からはロープウエーで大涌谷へ。
ちょうどこの時間は雨がやや強く、黒たまごを食べるに止どめた。








大涌谷から今度は早雲山方面のロープウエーを使い、早雲山でケーブルカーに乗り換えた。
公園上駅で降りて強羅公園のフランス式庭園を楽しんだ。秋バラはもう少し先のようだった。








公園から少し脚を延ばして彫刻の森美術館を初めて訪れた。
ピカソ館などの館内ばかりでなく広い敷地に多数の彫刻が展示されていた。
ここだけで半日以上を楽しむことも出来そうだ。








2日目は朝ゆっくりと宿を出た。幸い雨はほとんど上がっている。
当初は仙石原湖尻自然探勝歩道を湖尻に向けて歩く計画だったが、
台風の心配もあり仙石原からゴルフ場のところまでを往復するに止どめた。







そして仙石原ススキ草原を訪れた。昨年の台風の影響は感じなかった。
見頃はもう少しだけ後のような気もした。








そして最後は箱根湿生花園だ。広い園内に花の種類が多い。
残念ながらカメラの電池切れのため花の様子はほとんど撮れなかった。







それでも園内をじっくりと回って、アケボノソウなども見ることが出来た。


昨年までに比べて人出が少ないために、ゆったりと箱根のあちこちを楽しんだ。




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登山電車

2020-09-26 06:22:13 | 日記



久しぶりに箱根を訪ねた。
箱根湯本からは復旧した箱根登山電車を利用した。






箱根登山電車は確か昨年100周年という歴史ある電車であり、
山や谷の絶景を眺めたり6,7月頃には線路ぎわに続くアジサイが楽しめる。

昨年の19号台風により全線のあちこちで倒木などの被害が発生し、
特に大平台付近では大量の土砂に埋まり小涌谷付近ではレールが土砂により流されてしまった。
以来全線で運行が止まっていたが、懸命な工事により予定を3ヶ月早め7月下旬に復旧した。







電車は箱根湯本から強羅まで走行距離8.9kmほどであるが、その間の標高差は445mある。
つまり1000m行くのに50m上がる。途中1000mで80m上がる計算の場所は日本一の急勾配だ。







それ以上の急勾配の場所は直登は無理なので、つづら折りすなわちスイッチバックが採用されている。







見えている対向電車は左上から下りてきて、こちらの電車を入るのを待って右側へ下りていった。
こちらの電車はポイントが入れ替わったら左車線へ入り上方へ進んでいく。

こういうスイッチバックの場所が合計3ヶ所ある。







終点の強羅駅。早雲山へのケーブルカー、その先は大涌谷までのロープウエーにつながっている。

新型コロナウイルスの影響か観光客の数は少なく大学生ぐらいの若い人が多かった。
4連休のときはもっと賑わっていたことと思う。







天気は良くなかったが、台風が東へ離れた関係で雨も風もさほどではなかった。
特に2日目は傘が必要なく仙石原湖尻自然探勝歩道、ススキ原、湿生花園などが楽しめた。





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