箱根1日目の最後は強羅の近くにある彫刻の森美術館に行った。
約50年前、私が関東に移住した頃に開館したそうだが、訪れたのは初めてだ。
ピカソ館など5つの室内展示場があるほか、広い庭園に120点ほどの彫刻が展示されている。
こんなに広くて緑豊かな場所とは知らなかった。まさに彫刻の森だ。
彫刻に詳しくないので、興味を持った何点かを羅列する。
エミール=アントワーヌ・ブールデルにより第一次世界大戦中に制作された「自由、勝利、力、雄弁」は、
アルゼンチン建国の父、アルヴェアル将軍の記念像だ。四体のうち三体だけで撮ってしまった。
手前から、「海辺の人々」 「住まい」 「シュトルム」
「球体を持った球体」 ピカピカの球体の割れ目の中にもう一つの球体があるのが見える。
日本人作家、山本信さんの作。 「ハイ!」 拍手・・・
「密着」 アントニー・ゴームリー
衣服を脱いで完全に地球(大地)に密着している。
庭園内には草木もいろいろと見られ、今回はマルバフジバカマの白い花が多かった。
ツリバナの紅い実もいっぱい下がっていた。
園内には彫刻の他、『ネットの森』 とか『しゃぼん玉のお城』とか『星の庭』など、
子供達も遊べる施設も用意されているので、家族連れでもゆっくり楽しめそうだ。