上瀬谷の通信隊広場の北側の法面に小さな白い花が咲いていた。
セリだ。けっこう虫にも人気がある。
セリは春の七草として有名だが、花期は夏なのだ。
近くの畑ではニンジン(セリ科)が収穫されず大きな白い花序をつけることがある。
それに比べるとセリは茎の高さも花序の大きさも、ずっとこじんまりしている。
近くにキアゲハの幼虫がいた。ニンジンなどセリ科を食草としているそうだ。
近くにセリと同じぐらいの高さでスカシタゴボウの黄色い花も咲いていた。
小さいながらも虫をよく集めて、アブラナ科らしい棍棒の実が出来ていた。
そんな観察をしていると、上で農作業をしていたおじさんが、
あそこにノカンゾウが咲くので斜面を刈り残したと教えてくれた。
しばらくしたら花を見に行こう。