横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

虫は花粉が好き

2024-05-30 18:28:46 | 日記



いつも歩く瀬谷市民の森は瀬谷高校を挟んだ東側にも飛び地がある。
このあたりを歩く人はそう多くない。







瀬谷市民の森は境川に流れ込む和泉川の源流地域になっていて、ここの湧水もその一つだ。







ヒノキやシダの林の中を静かに流れている。







小道を進んでいると流れとの間に白い花が咲いているのが見えた。







カラーだ。日本には江戸時代の終わりに渡来したそうだが、ここにはいつから咲いているのだろう。







花の色からは連想しにくいが、カラーはマムシグサなどと同じサトイモ科の花だ。
だから白いのは花弁ではなくて仏炎苞(苞葉)、円柱状の黄色いのはシベではなくて肉穂花序だ。







私は鼻が弱いので花の香りは分からないが、虫たちには分かっている。
花粉を食べに来ているのはヨツスジハナカミキリだ。
4年ぐらい前に市民の森のヤブミョウガの花に来ているのを見たことがある。



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自然が失われる

2024-05-28 17:06:59 | 日記



近所にある通称・海軍広場は接収されていた米軍から返還されて以降、
さまざまなイベントに利用されるなど区民の憩いの場所になっていた。







瀬谷フェスティバルの会場などにもなった。







この広場の周辺には田畑や造園用の林などもあって緑豊かで鳥や昆虫なども多く住んでいる。







しかし3年後に、この一帯で国際園芸博覧会が開かれ、その後は公園・防災地帯になるという。
そして北側については観光・賑わい地区と称してテーマパークを誘致する計画だそうだ。







既に海軍広場では工事が始まっている。







海軍広場から道路を跨いで西側に入った農地でも建設関係の事務所が建てられた。








東側にコンクリート建造物がいろいろとできるので雨水調整池が必要なのだろう。


海軍広場周辺の自然が大きく破壊されつつあるのは間違いないように思う。


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追分市民の森のトンボ

2024-05-26 16:17:09 | 日記



追分市民の森ではトンボの仲間がいろいろ見られるようになった。
これは2日前にも記事にしたアオイトトンボ。 細いので見落としそうなトンボだ。







これはシオカラトンボ。今年初めてかもしれない。雄はまだ見ていない。
歩く回数が少なくなっているからのような気がする。








追分市民の森は小さな流れもあるので、カワトンボも多い。







サナエトンボの仲間や運が良ければオニヤンマにも出会えるのだが・・・







今回はヤマサナエが多かった。







コナラの葉に止まるヤマサナエ。雄とか雌とかの区別は出来なかった。







6月に入ればトンボの種類ももっと増えるのだろう、と期待している。
しかし歩かなければ見逃すことになりそうだ。





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紫式部が好き

2024-05-24 17:08:34 | 日記



追分市民の森に向かってテンナンショウの仲間がみられたところ。
近くの草の葉の上にはアオイトトンボが止まっていた。
 






蕾がいっぱい付いていたムラサキシキブらしい葉の上を小さな虫が歩いていた。








こちらが注目するとピタっと止まって動かない。
死んだふりをしたのはイチモンジカメノコハムシのようだ。
葉虫の名前の通り葉を食べる虫で、特にムラサキシキブの仲間を食草とするそうだ。







これは4年前に瀬谷市民の森で見たイチモンジカメノコハムシ。
この蝕まれた葉はムラサキシキブに違いない。
今回見た葉も同じようなことになるのだろうか。




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一山越えて谷戸へ

2024-05-22 17:13:14 | 日記



追分市民の森の谷戸に行くには聖マリアンナ西部病院近くの信号を渡って坂道を上って行く。







ほんの少し歩いて右手に進むとテンナンショウの仲間がたくさん咲いている。
詳しい種類の同定は難しいのであきらめている。







中には、こういう青白いのも咲いている。








谷戸の方へ下る途中は季節によって、いろんな草木の花が見られる。
今回は目立ったものはなかったが、細い枝が水平に延びたところに小さな芽のようなものがついていた。






すぐには何か分からなかったが、どうやらムラサキシキブの蕾ではなかろうか。
そのうち確かめに行ってみよう。



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