桜がよく似合う場所。
富士山、厳島神社、中尊寺、京都、奈良。
これらはみんな世界遺産。日本の世界遺産は全部で17カ所。
1 広島の宮島にある厳島神社
平清盛が改築したものが原型だが、飛鳥時代から存在
カラスは神の使い?カラスに導かれた所に神社を建てた。
どうして、そこを選んだのかって?
鏡池(真水が湧き出ている池)が海に面した所にあり、真水と海水が混じる。
そこが聖なる地と思われていたから。
弥山(みせん。535m)にある巨石。ここを修行の場にした。
美しい社殿。
岩手県平泉の中尊寺金色堂
輝きは、まばゆいばかり。中央には阿弥陀如来。
日光東照宮の陽明門は日暮らしの門(1日中見ていても飽きない)。
眠り猫に徳川家光の願い?(すずめが後ろにいて、猫に襲われずに安心して暮らせるよう にとか?)
2 富士山
富士登山。頂上に登ることにより御利益があるとか?
江戸時代まで、女性は2合目までしか登れなかった。なぜ?
月水(月経の血)、不浄也。女性は富士塚にしか登れなかった。東京だけで200カ所もあった。
しかし、高山たつが女性として、初めて頂上に成功。
高山たつに強い影響を与えたのは、小谷三志。 (女性の月経があるからこそ、子孫があるとの考え)
御師(おし)に祈祷してもらわなければ、山に入れず。御師の了解を得る。
たつは、まげを結い男装で、9月下旬(今の暦だと10月下旬)に人目を忍んで登頂。
どてらをきて寒さをしのぐ。苦難の末に天保3年9月27日 ついに 頂上に。
自然への畏敬の念としては熊野詣で。熊野本宮大社。自然そのもの。花の巌谷。那智の滝。
3 奈良の大仏(東大寺の盧舎那仏)
高さ15m。目の長さ1m。
現在の大仏は300年前のもの。
戦国時代に大仏炎上。翌年ある大名が再現しようとしたが、資金が足りず。
それから100年。大仏は痛々しい姿になりはてていた。
大仏様には傘がないと公慶は考えた。
再現するには1万1千両。(約10億円)
勧進(柄杓にお金を入れる)で寄付を集める。
実は、平氏に大仏を焼かれた時も、重源が同じように寄付を集めた。
出開帳(仏像を地方に出張させ、賽銭をもらう)で、大仏の螺髪(らほつ)を持って行った。
大仏を野ざらしにしたまま、横になれない。それなら、自分も横になって寝られないとして
座って眠ったとか!?
そして、ついに、元禄4年に再現。
番外
現在、修理中の姫路城。この夏、美しい姿を現す。今回は瓦や壁を修理。鯱瓦も。
昭和31年~39年にも大修理。番付という目印をつけておき、元通りに。
実は、17カ所の世界遺産の第1号が姫路城だったことを知ってました!!!???