本日19:30からNHKで放送されていたオオスズメバチのことご覧になられましたか?
オオスズメバチといえば、ふだん目にすることのあるキイロスズメバチより相当大きな最強?の昆虫。
毎年10人以上がこの?蜂にさされて亡くなっているとか。
とにかく、見るだけでもこわい黄色と黒の縞模様。
その最強軍団は5月頃にたった1匹の女王バチが自力だけで巣づくりするところから始まるようだ。
(運が悪いとその巣をネズミとかに壊されるらしいし、事故でなくなることもあるだろう)
順調に巣づくりが進めば、巣に働きバチがどんどん出来て、働きバチがえさを取ってきて、自分の妹分のハチに餌をあげるらしい。
働きバチはみんなが餌をとりに行くのでなく、水だけくんできて(おなかの中に)、女王バチにあげたり、巣が暑くなりすぎないように扇風機のような役割をするものもいるとか。
そして、1000匹近い大きさにまで巣が大きくなることもあるらしい。
そして、10月頃に何匹かのオスバチが出来るが働きバチに羽をむしられるオスもいるらしく、その攻撃をくぐった強い雄がその後巣から出て来る女王バチと交尾して、女王バチ1匹だけが飛び去り、越冬し、春を迎えるらしい。
後に残された働きバチやオスバチはみんな冬に死に絶えるという。
なんともすごい自然の営みである。
なお、働きバチは餌を獲得するため、黄色スズメバチの巣を襲い、その巣の中の幼虫をえさにすることもあるらしいし、番組以外の動画では同じ集団の幼虫でも弱そうなものは毎日10匹程度が間引きされ餌にされるとか。
人間で良かったと思います。