新型コロナウィルスのことで明け暮れする毎日。
緊急事態宣言が大阪府、京都府、兵庫県で解除され、首都圏(1都3県)と北海道以外はかなり落ち着きを取り戻したかに見える。
しかし、規制を緩和した途端に元に戻ることのないように気を引き締めてゆきたい。
さて、本日私が書こうと思いついたのが、タイトルのことである。
「私たち」というのは「私と同じような還暦を少し過ぎたような世代」のことを指し、
「上ばかり」というのは、「将来はきっと良くなる」という思いのことを指す。
そして、「幸せ」は現在を努力すればきっと良くなるという価値だったと思う。
そして、努力の末に得た「経済的な豊かさ」という価値。
これは、非常に大きな価値ではあるが、新型コロナウィルスのような脅威の前にはどうしても、「経済優先」というわけにはいかない。
「命優先」なのだということを改めて知ることになった。
そして、今「経済と命の両立」として経済活動を徐々に再開している。
しかし、この先の将来は簡単に上昇するという思いは生まれないだろう。
いかにして、今までのレベルに戻れるかが問題で、それもかなり難しい。
これからは、物質的な豊かさ以前にその恵みを生んでくれている、空気や水や太陽に感謝して、他の生物とも共存する生き方が求められているのだと思う。
そして、全世界が協力してこの困難を乗り越えなければいけないと思った。
また、精神的な豊かさこそがこれから大事になってゆくのだと思う。
「今日を悔いのないように精いっぱい生きる。楽しむ。笑う。そして、泣くことだって必要だ。」