80歳7か月でエベレスト登頂に成功した、今をときめく三浦雄一郎氏の帰国後の記者会見をテレビのニュースで見た。(以下は私の覚えている範囲での記述となる)
氏は、そこで、「私が、こうして帰国出来たことはたいへん幸運なこと。行く前に周りの人から、無理をせずに生きて帰って来いと言われたが、無理をしなければ登れるものではない。」
「登るのもたいへんだったが、登った時に幸せを味あうために、頂上で1時間ほど、酸素マスクをはずしていたことが、後からとてもこたえた。」
「下山の時には、足がゴムのようにふにゃふにゃになって、歩けなくなっていった。8500m地点にキャンプが用意されていなかったら、たぶん、こうして帰ってこれなかっただろう」
こうした発言は、私にとって意外だった。もっと、スーパーマンのような人間かと思っていたら、そうではなく、登る前のすごいトレーニングもそうだが、すごい努力家でかつ、それでも運に恵まれなければ成功しないということを語っている。
そういえば、昨日、河野さんだったか、同じように女性でエベレストに挑戦して、もう少しのところでうまくいかなかった人のニュースをしていた。
それと、「人間やろうと思えば、いくつになっっても挑戦できる」という言葉が印象的だった。
人間、かくあるべし。