31日が投票日の衆議院選挙はまもなく折り返し点を迎えるが、今回の選挙ほど悩む選挙はない。
どうしてかというと、前からこのブログにも書いているが、どの政党もほぼ似たような、バラマキの公約ばかりだからだ。
ほとんどの政党が何十兆円ともいう補正予算を組んで、1人一律10万円程度配分するとか。
政党によっては、消費税を5%や0%に変更するとか。
国の財政が危機的状況であることは、ニュース等でも流されており、1000兆円を超えるような借金の中でまだまだ借金しても大丈夫だというのはどのような根拠からなのかわからない。
確かにそうすることによって短期的には少し経済が良くなるかもしれないが、中長期的に見れば、一体借金の返済を誰がするのか?という大きな問題に行きつく。
以前には「事業見直し」的なことも話題になっていたが、今はそんな声は全く聞こえてこない。
1000兆円を超えて、100兆円くらい借金を増やしても「五十歩百歩」の世界だ。
私は経済に詳しくないので、どうすれば今後の日本が一番良いのかはわからない。
でも、このままでは「氷山に突き進んでいるタイタニック号と同じだ」という財務省の矢野次官の言葉をよく考えてみてほしいと思う。
1000兆円もの借金が一体どうしてできて、今後借金が増大するとどのようになってしまうのかというシュミレーションを示してほしいと思う。
(参考)
ネットで見ると、1兆円とは、1万円札を1mの高さまでぎっしり積んで、6畳の部屋が5つ相当らしいです。
なお、マイブログにリンクを貼ってあるある人のHPを見ると現在の借金の利子がどのように増えていくのかがわかります。こわい話です。