徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

エボラ出血熱に勇敢に立ち向かったウマル・カーン医師に敬礼!(NHKスペシャルを見て)

2016-02-06 23:15:24 | ひと
最近中南米で「ジカ熱」がはやっているそうだが、昨年はやった「デング熱」はどこへ?
いや、それより、あの恐怖の「エボラ出血熱」はどこへ?
と思っていたら、最近終息宣言をWHOが出していたようだ。

ところで、この「エボラ出血熱」だが、実は40年ほど前に中央アフリカで既に発生していたが、
密林地域で起こったため、感染が拡大せずに終息。

しかし、2年前の5月に起こった時は、徐々に拡大し、最終的には2.8万人が感染し1.1万人が亡くなったという

だが、これくらいですんだのは、ウマル・カーン医師ができるだけ都市部に感染しないように頑張った成果だったのだということを知った。

また、カーン医師のおかげでかなりの命が救われたことも。

話しが長くなるので、要点だけ書くと、

1 アフリカ西部のシエラネオネ東端のクポンドゥ村の女性祈祷師がエボラ出血熱で亡くなる。(ここがすべての発生源)
  その時、その葬儀に出席した女性を中心に、体に触れたために感染。

2 その1人が、カーン医師の勤める病院へ。
  カーン医師は血液検査でエボラ出血熱と断定し隔離し、点滴を施す。
  また、その患者の血液のサンプルをアメリカへ送付。

3 カーン医師は感染が拡大しないように主要な道路を封鎖するように政府に働きかけるが、聞き入れられず。
  外国への支援も要請するが、関心をもたれず。(たいしたことないだろうとの無関心)
  サッカーWCやISに関心。

4 エボラウィルスは、シエラネオネの20万人都市ケネマから100万人都市フリータウンへも拡大。

5 カーン医師が束ねる病院の看護師が恐怖でかなり離職。
  しかし、12人の看護師とともに戦う。
  「私も死への恐怖はある。しかし、戦うことを怖れてはいない。
   感染を食い止められるのは私たちしかいない


6 しかし、そのカーン医師も感染して1週間後になくなる。

7 フリータウンだけでなく隣国リベリヤやギニアにも拡大して、やっとWHOが動く

8 その後のことは、かなり報道されたとおり

なお、カーン医師が最初に診察して隔離した女性やカーン医師の病院へ入院した人の半数(210人)が助かったとのこと。
また、アメリカへ送ったサンプルからワクチンも開発されたとか。

今度、このようなことが起こったら、まず、「隔離と発生元の調査と道路封鎖」だ!
  


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