「100日後に死ぬワニ」× いきものがかり「生きる」 (youtubeでご覧ください。共有させてもらっています)
最近、世間で話題になっているというこの作品を昨日80話まで、そして、今日その続きを読んでみた。
3月20日に100日目を迎えてその後スポンサーの件で炎上しているというが、そのことには触れない。
ワニ君は本当にやさしいワニで、ちいさな猫やひよこや大人の犬やネズミやみんなを喜ばせる。
みんなに慕われる存在。
生活はバイトでゲームにはまっている。ラーメンが大好きで映画も好き。
好きなワニができてもなかなか言い出せない、気の弱いところも何となくいい。
周りの盛り立てでやっと好きなワニと仲良くなれたのに。…
私は、純粋にこの作品がもつ「人生のはかなさ」を一番強く感じた。
「はかなさ」と書いたが、ワニ君(主人公をこう呼ばせていただくことにする)の人生は、たった100日で終わったわけではない。作者のきくち ゆうき さんがわかりやすいようにそう人生を設定して短縮しただけだ。
本当はワニ君はそれなりに生きている。
ただ、短すぎる人生であったのは確か。
でも、誰の人生にもこのようなことが起こらないという保証はない。
(冗談でもそんなこと言うなとネズミは言っていたが)
だから、この歌につながるのだと思う。
「生きる。」 この「。」にこそ、意志が込められているのだと思う。
一日一日を大切に!!