加古隆 「大河の一滴」 ♫
3連休どこにも行かずにいました。
さて、と思って部屋を見渡すと私が購入した唯一のDVDとも思えるDVDを発見しました。(当時の価格で税抜き4700円)
タイトルは「大河の一滴」
(同じタイトルの曲が3年前に桑田佳祐さんが歌ってヒットしていますが、全く関係ありません。コンセプトは一緒かも?)
それで、新しいPCになったこともあり、全く覚えていないので、見てみることにしました。
この映画は2001年8月に放映されたものらしく、今からなんと18年も前のものです。
原作は五木寛之さんのエッセイ。それを新藤兼人さんが脚本化して、神山征二郎さんが監督で作ったものです。
中でも、この動画に取り上げさせてもらった加古隆さんが作った曲は素晴らしい!
映画では、ロシアの貴公子セルゲイ・ナカリャコフさんがビューティフルにトランペットで吹いています。
さて、映画の内容ですが、簡単にストーリーを紹介しますと、
今は亡き三國連太郎さんを父親に倍賞美津子さんを母親に安田成美さんが娘としています。(名前は雪子)
彼女の幼馴染でボーイフレンド役は渡部篤郎さんが演じる昌治(しょうじ)
そして、雪子が出張でロシアへ行ったときに知り合ったトランペット奏者のニコライが来日して雪子がニコライに惹かれていくということがメインストーリーです。
いや、そうではなく、三國連太郎さんが肝臓がんになるが、手術をしないで、家族に見守られながら亡くなっていくというのが、メインストーリーかなあ。
どちらにしても、まだ、ご覧になられていない方は、このDVDをレンタルでもして一度ご覧ください。(2時間弱)
以下はブログ作者の感想です。
人間は誰でも一度は死にます。
だから、「生きているときにしっかり生きないといけない」(雪子)
しっかりと信念をもって生きることが一番大事(三國)
そして、最後は大河の一滴に戻っていく。
それまでの努力や愛憎をすべて飲み込んで。
この映画のように、死ぬ間際に「ありがとう」と言って死ねれば最高なのではないかと思った次第です。