徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

立川談春氏と古川周賢氏のスウィッチインタビューを見て

2016-05-08 23:23:58 | ひと
昨夜のこの番組
(ネットより)
向かって右が立川談志氏の弟子の立川談春氏。最近はチケットがとれないくらいの人気で「下町ロケット」にも出ていて、名演技だった。
そして、向かって左が禅寺の住職の古川周賢氏。私はこの人は初めて見る人だった。

さて、インタビューの内容だが、

1 師匠にどう育てられたか?  (以下は、我流の超解釈だ)

  立川氏は17歳で立川談志師匠に入門。古川氏は29歳で高田氏に入門。
  お二人とも、師匠に厳しく育てられた。

  その教えは、古川氏曰く
  早よせい!→早いだけやあかん!(ていねいに)→先のことを考えてやっれ!と次々と進化していく

  立川氏曰く。
  いっぺんに10個ほどの用事を言いつけられ、できてなければ怒られる。

  とにかく、禅問答で、答えのない答えにどう対応するかを評価される。

  それでも、歯をくいしばって師匠についていく。それは、師匠へのあこがれ。

  そうしていたら、ふつう1時間かかることを45分でできるようになる。手抜きをせずに。

  そうなるためには、常に雑巾を持って動いていないとダメ。

  人間、わかることなんてしれている。

  今は、根拠を示せとよく言われるが、大事なことは言えない。人間、絶対的に良い方へ自然と動いている。

  同じ事をずっとし続けている人は、きっと成功する。

  複雑なものを掘っていくと、底は単純。


  落語には、人生の失敗のパターンが全てそろっている。

  与太郎を知っていると楽になる。


2 では、弟子をどのように育てるか? (以下も超解釈だ)

  師弟の関係は教育とは違う。

  弟子が、師匠から芸をまねる。盗む。そして、師匠を乗り越えていく。

  有名な人が出来たら、その師匠がほめられるべき。

  だが、現実は有名な弟子がほめられる。

  でも、それでいい。師匠が弟子の所まで来て、教えてはいけない。

  常に厳しく「毒」(魅力)を持て!

(余録)

  立川談春氏は立川談志師匠に「目からウロコが落ちました」と告げてから、「確実にうまくなった」と師匠が言っていた。

  また、「親孝行しろよ」とも言われたらしい。

  

    
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